小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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人間の特権|2006年2月 7日


実は、考えるという行為はカラダの動きにブレーキをかけている場合が多いのです。
「あそこを意識すれば」「ここを意識して」などと考えれば考えるほど、思考の呪縛にハマってしまう可能性が大いにあります。
動きの質の違いはここなのです。
いかにカラダからの情報を表現できるかです。
しかし、ここで矛盾が生じます。
意識・思考することは人間の特権だからです。
ですから人間はここまで発展してきたとも言えるでしょう。
しかし、同時に見えなくなってしまったものも沢山あるということに気づかなければなりません。
それを自覚するには、まずは自分のカラダと対話することです。
つまり「受動的なカラダ」から「主体的なカラダ」をつくることが第一歩となるのです。
結果、動物のように「美しく、強く、早く」自在に動ければこれほど楽しいことはありません。
人間にとっての自然な動きとはどんなものでしょうか?それはみなさんの日常に存在します。
なぜならすべての人に生まれ持って備わっている能力なのですから。

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