小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


(マガジンID:0000211621) 登録無料 ※内容は変更する場合があります。ご了承下さい。

A oneself range(自分範囲) 1|2006年5月22日

A oneself range (ワンセルフ レンジ)、日本語で自分範囲
これは動きにおける、前後左右すべての方向にこれが存在するもので、バランスを理解するには、みなさんに必ず理解してほしい要素の一つです。

手を伸ばすことでもバランスを壊す伸ばし方とバランスを壊さないで伸ばす方法があります。一見同じような行為ですが、全く異質なものなのです。

バランスを壊してしまうと、必ずどこか局部的に緊張が生まれます。この状態を作ってしまうと全体性がなくなり、本来の要素が消えてしまうばかりではなく、ケガの原因ともなってしまいます。
しかし、この感覚を理解できるようになると、どんな動きにも自信をもつことができてきます。

何気なく歩いているとき、生活の中での動きに「oneself range」の要素が沢山含まれています。
意識して少し大またで歩いた時、極端に歩幅を狭くした時、どこかが緊張を起こしているはずです。その時すでにボディバランスが崩れています。

バランスが良い人とは「oneself range」を知っている人なのです。