小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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全体のハタラキ|2008年1月 5日

●自然のハタラキ 自然のハタラキは とても人知の及ぶところではない。 自然の力は偉大で 我々がどうすることもできないものである。

と、誰しもが知っている。

しかし我々は、
一番身近な自然に
そうした感覚をもっているだろうか?

一番身近な自然?

山?
海?
川?
犬?
植物?
それとも
空気?

いや、

もっと身近な、
自分自身(私・貴方)である。

一番身近な
自然に
もっと
信頼を寄せてみたいとは
思わないだろうか?

講習会で
お伝えしたいことの
一つに
「自分への可能性」がある。
それは、「自然のハタラキ」
と言い換えられる。

講習会に参加してくれた人は
気持ちが楽になると
言ってくれる人が多い。

それは、
自分自身に可能性を
感じたから、自然のハタラキの
大きさを感じたからである。

それは、いつの間にか
自分への信頼に繋がっている。

信頼という言葉は
先にあるのでなく、
結果的にあるものだ。

未知の自然を
もっと自分に
感じる。

それを感じた瞬間
その未知の可能性は
目の前にあるということを
垣間見ることが出来る。

それは、
イメージ的なものではない。
哲学的なものでもない。
スピリチュアル的なものでもない。

ありのままの自然を
何の価値観も通さず、
ただ見て、ただ感じることである。
そしてそれを分析もせず
理解もしない。
ただ、波を見ているように。
そして、ただ、風を感じるように。
ありのままを受け入れる。

その時、
運動の本来の
ハタラキを知ることができる。

運動とは分けられないものだと。

私たちは
分けることで理解することが出来る。
何故なら、
理解という能力も全体の一部だからだ。
一部は一部を知ることができても
一部が全体を知ることはできない。

だから運動は
一部の強化が全体の強化に繋がるとは
限らない。

料理は全体が大切である。
味、風味、食感、温度、食べごろ、、、
すべてが整ったとき
素晴らしい料理として成り立つ。
もちろん、それぞれの具材も大切であるが、
それは全体のバランスがあってのことだ。

運動も全体のハタラキから
眼を離してはならない。

そのためには
ただ見て、ただ感じるしかない。
何の価値観も通さずに。


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新しい感覚をお伝えできれば幸いです。