小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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力<バランス力|2009年1月18日

●力感より、まずバランスを優先する。 BBBタイプGの特設サイトにも書いているが、 タイプGを履いた状態で物を持つと その荷物の重さが全く変わってしまう。

どう変わるかと言うと、軽くなってしまうのだ。

厳密に言えば、物自体の重量が変わるのではなく、
瞬時に持つ人の体質が変わるといってもいい。

例えば、両腕でだけで20?の子どもを持とうとすると、
とても大変なのは容易に想像できる。

しかし、胴体も使い抱きかかえたり、
おんぶしたりすれば数段楽に持つことができる。

このように持ち方次第で物の重さが変わるのだが、
ここで言っているのは、持ち方は何も変わらずとも、
重量感が変わることである。

簡単に言えば、持つ時の感覚を変えるだけである。

講習会ではこのようなことを体感してもらうが、
この変化に皆さん驚かれるようだ。

では、感覚をどう変えるのか。
大切なポイントを説明したい。

それは、自分のバランスを優先させることだ。
普通は何か重量物を持つ時、
まず、力を入れてから持つ。
という習慣が我々にはある。
つまり準備をしてしまう。

が、それをせずに荷物を持つことである。

えっ!と驚かれるかもしれないが、
準備はバランスのみと理解してもいいだろう。
もちろん、脱力ではない。
力を抜きすぎると様々な問題が生じる。
ここでは説明しないが、
調度良い加減、普通にしておくことが大事である。
(普通が一番難しいのだが…)

実験でタイプGを履いた状態で荷物を持つと
重量感が変わるのは、
力を入れる癖が使えず、仕方なくバランス優先になる。
なぜなら、力を入れると立っていられないからだ(バランスが崩れてしまう)。
だから、バランスをとるために常に動いている状態を
作らざるえない環境になるのだ。

不安な心とは裏腹に荷物の重量感が全く変わってしまう
仕組みである!ただ、これはあくまでも感覚を知ってもらう
実験なので注意して試して頂きたい。

ナチュラルな力が発揮できない理由に、
前述した、様々な癖が大きく関係している。

バランスを保つことに注目することによって
一旦、癖(ルーティン)から目を離すことが
できるのだ。

その瞬間、
みなさんはナチュラルボディになっている。

どれだけ、説明しても体感に勝るものはない。
タイプGはそんな感覚を見せてくれる
面白いアイテムなので興味のある方は
試してみてはいかがだろうか。

ボディバランスボードタイプG特設サイト

また、タイプGを利用しなくても、
力を余分に入れたり、抜いてみたりして
その感覚を探ってみても効果的である。
是非試して頂きたい。
                     kab labo.小関