心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録
●「そこ」「あそこ」そして「ここ」
「そこ」や「あそこ」につい夢中になってしまう私たち。
しかし、いつも「ここ」しかないはずである。
「ここ」とは今ということである。
私たちは常に「今、ここ」にしか、存在することができない、はず。
アスリートにはいつも結果を求められる。
他人からも自分からも。
華やかであると同時に
とても窮屈な思いをしている人たちも多いのだ。
しかし、そうも言っていられない。
さらに自分には高い目標や目的を設定して
そこに向かって日々励まなくてはならない。
しかし、どんなに目標、目的が大切であっても
それは、方向性でしかない。
自分という実在まで「あそこ」や「そこ」の世界に
持ち込む必要はあるのだろうか。
つい目移りする「あそこ」や「そこ」を断ち切り続け、
すべての実在、関係がある、「ここ」を大事にしてみる。
遠くまで見える道筋に向かうには、自分の足を
1歩踏み出すことから始まる。
そこに立ち戻れている時、
徐々に不安や恐怖が薄れていき、
結果がついてくるのが分かるはずである。
kab labo.小関