小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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歯車|2012年2月29日

身体は様々な歯車の組み合わせで機能している。

その連携は私たちの人知を超えていると言わざる得ない。

 

しかし、私たちは日常の何気ない動作からその人知の超えた

数え切れない歯車を上手に操作している。

 

理解していなくても感覚的には使えるのである。

つまり全体把握というのがまず前提であることを

再度思い出してみてほしい。

 

一体全体という言葉があるが、よく分からないことを

表現するときに使うものである。

 

一体と全体・・・全体を現すことばである。

全体は分からない。そう捉えてみても面白い。

 

三位一体という言葉も3つの捉え方、8つの見方を

合わせると一体になるということではなない。

(数字は2でも100でも同じ)

 

一体という全体を3つの捉え方や8つの見方を

しているだけである。

 

先に一体(全体)があり三位があるという方が

理屈に合っているようだ。

 

バランス講習会では、様々な歯車をご紹介しているが、

その歯車は全体がうまく連携しているときに

どう動いているのか、どう働いているのかを検証しているのであって、

 紹介したものは決して黄金の歯車ではないのである(笑)

(だから何度参加してもらってもよい内容となっている)

 

その歯車だけ気にしていれば今度は別の歯車が狂いだすだろう。

 

バランスが偏っているときその歯車に潤滑油を差したり、

ちゃんとかみ合っているかそれをチェックするのが

個々ができる身体ケアではないだろうか。

 

そして回りだしたらまた様々な歯車が機能するように

全体を眺めていけばよいのだろう。

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