小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


(マガジンID:0000211621) 登録無料 ※内容は変更する場合があります。ご了承下さい。

愛知講習会日の変更のお知らせ|2008年3月20日

愛知講習会の開催日が変更となりました。 ご都合のよろしい方は是非ご体験ください。

平成20年3月23日(日) → 平成20年4月20日(日)

バランストレーニング講習会 in愛知 詳細

                   kab labo.

外的バランスと内的バランス|2008年3月14日

●外的バランスと内的バランス

以前、インナーバランスとアウターバランスという タイトルでブログで紹介したことがあったが、 今回は少し違った視点でバランスを説明していき たいと思う。

バランスには外的バランスと内的バランスがある。
と講習会などでは説明している。


一般的に人は、外的バランスを基準としている。
何故ならそれが分かりやすいからである。

見た目、形状からバランスの良し悪しを判断する。
そこから基準ができてくるのだ。

しかし、この外的バランスを基準してしまうと
ある問題が発生する。

それは、運動の可能性を形で制限してしまうこ
とである。

外的バランスが崩れないように外的運動で規制
するのだ。

それは運動の一番大切な要素となる全体性を
失うことである。


●例えば、
・普通に肩幅スタンスで立ってみる。

・次に少しずつ前傾してみる。
 すると、倒れまいとして形状を固定化する。

・さらに前傾すると、ますます形状の固定化が
 進行する。

・さて、そこから自由に動けるだろうか?

これが外的バランスの結末である。
まず固定化をすることで運動の可能性がなくなってしまう。
さらに倒れまいとする働きが
分部の負担を促進する(腰、膝、足首、大きい筋肉…etc)。

この繰り返しが、ケガの原因となるのだ。

そして、普通はこの結果に対して処理しようとする。
だから、分部負担への強化(部分的対策)をしてしまう。
これではまた、ケガをするように導いてしまいかねない。


ここで大切なのは、私が兼ねてからお伝えしている、
内的バランスである。この感覚を知っただけでも
ケガの軽減やパフォーマンスの変化には多大な影響を
与える。

●内的バランスとは何か?

外的バランスに表れないバランスである。

実は外的バランスが崩れる前に
内的バランスがすでに崩れていることを
ほとんどの人は知らない(身体では皆知っているが…)。

内的バランスとは何を判断基準とするかと
言うと、それは感覚である。

内的バランスが崩れるから外的バランスにも
表れるのだ。

つまり外的バランスはすでに本質的なバランスが
崩れているということである。

もちろん、外的バランスと内的バランスは
分けることができないものである。

しかし、この内的バランスを知ることで
外的バランス(結果)に囚われず、
能力を発揮することができ
ケガなどの障害も格段に減少していくのだ。

では内的バランスの観念があるとどのように
対応できるきるだろうか?

●実は、例)の前傾を始めてすぐに
身体が倒れまいと反応を起こすところに
注目しなくてはならない。

これは、見た目や形状ではハッキリ
認識できないが、感覚では認識できる
変化である。

過剰な筋緊張が信号である。


その時に内的バランスの崩れる瞬間がある。

そこで運動を切り替えることができるかで
運動の質、つまり本質的なバランスを維持できるか
どうかに関わってくるのだ。

バランスとは形状を維持することではなく、
運動状態を維持することである。

それには自分の主体的な感覚がとても
大切になってくる。

ボディバランスボードに乗るとき、
「バランスを保つことを目的としないで下さい」
と言うのはこのためである。

▼3/23 kab labo.バランス講習会in愛知 受付中

▼Body Balance Board

H20.4.20kab labo.講習会in愛知|2008年2月22日

kab labo.ボディバランス講習会 in 愛知  3月23日(日) →4月20日(日) ※講習会開催日が変更となりました。 愛知県知立市にてボディバランス講習会を行います。 野球・サッカー・バスケ・バレー・柔道・サーフィン・スキー・ゴルフ・弓道etc... すべてのスポーツから音楽・ダンス・書・陶芸・教育関係者など、 競技力向上を目指す方、ケガ改善、防止をしたい方、バランスについて 興味のある方、日常動作、姿勢、メンタル、能力開発、集中力を高めたい と思う方であればどなたでもご参加いただけます。  


<主な内容>
・バランスとは?
・バランス向上の能力発揮の秘密
・身体を区別することの弊害、その意味
・局部と全体
・自己バランスを知る(ボディバランスボード)
・バランスの保ち方
・正しい姿勢と自然な姿勢
・立ち方、歩き方
・ニュートラルポジション、パワーポジション
・緊張と弛緩を知る
・パフォーマンス発揮の秘密
・心と体は1つ
・バランスの崩れがケガを引き起こす
・身体の可動範囲を知る
・道具と一体になる
・競技バランス
・感覚が能力開発の鍵
etc...

◆日時 H20.3.23(日)  → H20.4.20
    受付 13時40分〜   
    一部 14時00分〜16時00分 【バランスについて】
    二部 16時30分〜18時30分 【感情とバランス】
   (※二部は、一部を受講した方または一度でもkab labo.講習会に参加した方のみ受講可能)

◆場所 愛知県知立市南陽2-168  サンドエル1F
      ハート接骨院   交通アクセス
          ? 0566-84-5711 担当 竹内氏
      ※名古屋駅から名鉄名古屋本線にて牛田駅下車(30分〜40分)
            牛田駅から徒歩3分。但し特急に乗った場合乗り換えがあるので注意。

◆講師 kab labo.代表 小関勲

◆参加人数
 一部 20名 
            二部  15名 
       ※定員になり次第受付を終了いたします。

◆会費  各7,000円(両方参加の場合12,000円) ※会場費込み

◆持ち物 筆記用具、動きやすい服・靴、各競技で使用する道具など

お問い合わせ
 

お申し込み

H20.3.1,2 kab labo.講習会in東京|2008年2月14日

kab labo.ボディバランス講習会 in 東京  終了しました。 3月kab labo.ボディバランス講習会を行います。

野球・サッカー・バスケ・バレー・柔道・サーフィン・スキー・ゴルフetc...
すべてのスポーツから医療・デザイナー・音楽・ダンス・書・陶芸・教育関係者など、
競技力向上を目指す方、ケガ改善、防止をしたい方、バランスについて
興味のある方、日常動作、姿勢、メンタル、能力開発、集中力を高めたい
と思う方であればどなたでもご参加いただけます。  
1日は基礎編、2日は定例会で、今月のテーマ「動的運動と静的運動の
関係」です。

※2日に関しては、1日の受講者、もしくは今までkab labo.基礎編を受けた方のみ受講可能です。

<主な内容/基礎編>
・バランスとは?
・バランス向上が能力発揮の鍵!
・状態が形をつくる。形の弊害
・身体を区別することが運動性を低下させる
・局部性と全体性
・自己バランスを知る(ボディバランスボード)
・バランスの保ち方
・正しい姿勢と自然な姿勢
・立ち方、歩き方
・ニュートラルポジション、パワーポジションを知る
・緊張と弛緩を知る
・ゾーン発揮の秘密〜過去、現在、未来
・心と体は1つ
・バランスの崩れがケガを引き起こす
・身体の可動範囲を知る
・道具と一体になる
・競技バランス
・感覚が能力開発の鍵
etc...

<主な内容/定例編>

基礎編の更に深い内容に
なっていきます。
実例を交えて進行してまいります。


◆日時 平成20年3月1日(土)  スタジオ 終了しました。
       15:30〜18:30 【バランス基礎】 

◆日時 平成20年3月2日(日) 会議室 終了しました。
         9:30〜12:30 【今月のテーマ 動的運動と静的運動の関係】
   (※2日は、1日を受講した方または、kab labo.講習会(基礎編)に参加した方のみ受講可能)

◆場所  江戸川区総合体育館  1日スタジオ、2日会議室
〒133-0043 東京都江戸川区松本1-35-1
TEL.03-3653-7441 FAX.03-3653-7161
(※講習会詳細については問い合わせしないで下さい。下記よりお願いします。)

交通アクセス

◆講師 kab labo.代表 小関勲

◆参加人数
 1日(土) 基礎編 20名 
            2日(日) 定例編 15名 
※定例編は、よりバランスについて学びたい方のための研究会となっています。

◆会費(会場費込み)
 参加費    7,000円 
 両方参加 12,000円

◆持ち物
 筆記用具、動きやすい服・靴、各競技で使用する道具など

お問い合わせ
 

お申し込み

独り言|2008年2月 8日

●バランスという言葉の共有

バランスといってみんさんはどんな事を

想像されるでしょうか?
軸?重心?中心?左右差?三半規管?
kab labo.でお伝えしているバランスは
もっと大きく全体的なものです。
パワー、スピード、美、柔軟性、主体性
すべてはこのバランスということに
集約されるかもしれません。

ただその前にここで言う、
バランスという言葉の意味を
みなさんと共有しなくてはなりません。


もちろん、前述した機能も大切なものであり、
間違いではありません。
しかし、もっと大きな視点で自己の体を
観察できたとき、それは全体の一部である
ことが分かるはずです。

パフォーマンスとは全体的な働きの上で
大きく発揮されるものです。
どこか一部を強化して得られるものでは
ありません。

どれだけリアルに自己を感じること
できるか?
これがバランスを知る上で大切なことです。
ただここで言う科学は理論上の科学ではありません。
最先端の科学になるはずです。

この原理に一度立ち返ってみてはいかがでしょうか?
ご縁があれば、みなさんとバランスについて対話が
できることを
楽しみにしております。

                      kab labo.小関
   

まるみつボディバランスボード 秘書日記|2008年2月 7日

まるみつボディバランスボード秘書日記をブログではじめたいと思います。
オフィシャルでは得られない生の情報をお伝えしたいと思います!
よろしかったら遊びにいらしてください。携帯でも観覧可能です。

まるみつボディバランスボード 秘書日記

まるみつボディバランスボード オフィシャルH.P

身体の調和|2008年2月 6日

●運動の調和を感じる 子供にアドバイスする時は 理屈から入らない。 大人にアドバイスする時は 理屈から入る。

これは、
運動の機能を
どれだけ既成概念で
押さえらえているかが
良く分かる。

子供はまだ理屈で運動を
考えない。
だからある程度方向性だけ
伝えると上手く体を使うことが
できる。

大人はそうはいかない。
(もちろん素直な人もいるが)
まず、考え方や捉え方を
広げてもらう。
同時に体で体感してもらう。
すると今までの既成概念が
変化する。
その時にはその人の能力が
発揮され始める。

でもそれをまた理屈で
考える人はまた悩んでしまう。
そこに答えはないのに…
でもそれを繰り返すことで
徐々にバランスが保たれてくる。

人によっては、
ケガをしていると思っていたところが
講習中に軽減し、機能的な変化を
することもある。

それは、特別なことではなく、
部分的視点から全体的視点に
変化したとき起こることで、
思うほどケガもひどくなかった
というだけである。

もちろん、本人はビックリするが
本人の認識が変化した結果である。
ある意味パフォーマンスの
変化と言えるであろう。

kab labo.でお伝えしているのは
どれだけ過不足ない状態を
作るかである。

それによって運動能力を発揮する
状態が大きく変わってくるからだ。

それには全体性をよく体感するしかない。

様々な人を見てきて
感じるのは

パフォーマンスと根本運動を
分けてしまっていることでだ。

パフォーマンス(結果や問題、ケガ)とは
結果的に表れる分部で
結果と直接接する部分でもあるため
つい一番時間を割いてしまう。

そのお陰でケガやスランプで
悩んでいる人が本当に多い。

大事なのは一部を強化することではなく、
全体の調和である。
本来運動とはこの働きから離れることは
できないのだが、
こういう過不足が調和という能力を
壊してしまう。

人は一部を取り出して見て考えることが
できてしまう。
しかし、全体を見て考えることはできない。
全体は感じてみるしかない。

問題は一部を取り出してしまうこと自体に
あるのではなく、
それを取り出して
そのままにしてしまうことである。

今、この調和させる分部が欠落している。
この調和ができれば
ケガやスランプは自然と軽減されていく、
また同時にパフォーマンスも結果的に
発揮されていくのだ。

本来調和しているものを
壊しているのは自分自身である。

子供と大人への伝え方の違いは
この調和力の違いと言える。

バラバラに捉えるのではなく、
常に全体の調和を感じてみることが
問題への解決の糸口になると思う。

人同士の対話にしても
この調和が崩れたときに対話は
終了し、交渉や意見だけの
ぶつかり合いにしかならない。

対話とは常に創造されるものであり、
互いに作り上げるものである。
体も同じではないだろうか?
無理に付け足し、強化・強制するものではなく、
調和していくことが大事である。
そしてその調和が能力を発揮する
普遍的な要素である。

実践しての感想をkab labo.小関までお伝えください。
こちらまで

調和の感覚を掴もう⇒ ボディバランスボード

              

H20.1.19,20kab labo.講習会in東京 参加者ご感想|2008年1月24日

弓道、合気道、デザイナー、自転車、テニス、スキー、
水泳、ゴルフ、サーフィン・・・と、
今回も色んなジャンルの方々にご参加頂きました。
20日は感情とバランスについて話をしましたが、
皆さん大変興味をもってくださったと思います。
感情は特別なものではなく、目に見えないだけで
一つの機能として捉えると、冷静に自分を注目で
きるようになってきます。
とても精妙で敏感なこの機能とどう向き合えば
いいのか?
それは冷静に自分をそのまま見てみることで
表れてきます。少しでもその感覚を掴んで
いただけたなら幸いです。
                   kab labo.小関


今回の感想を一部ご紹介いたします。

●全体性について興味深かったです。
難しい話もありましたが、深くて参考になりました。  弓道 女性

●大変参考になりました。緊張と弛緩、自然な状態を感じることの
大切さについて興味深かったです。
意識の持ち方だけでも動作が変わることが分かりました。
現状を感じながら実践に活かそうと思います。  テニス 神田寛元さん

●大変参考になりました。全体性と局部性の関係について興味深かったです。
                               30代 女性

●状態の概念など興味深かったです。今まで意識しなかった自然状態
というのが少し理解できたような気がしました。  自転車 30代 男性

●理論を三時間で丁寧に講義していただきありがとございます。
バランスボードの使用方法を先生より直接受けられて大変勉強になりました。
                               水泳 40代 男性

●状態を保つということは固定状態でなくて安定状態ということについて
興味深かったです。また受講してみたい。      デザイナー 女性

●大変参考になりました。無の概念、状態、全体性について興味深かったです。
少し漠然とした事しか分かりませんでしたが、緊張しないで運動することを
意識してみたいと思います。               弓道 30代 女性

●大変参考になりました。自分本来の自然な動きの中に形が創られること。
改めて全体性や自然な動きの出し方が認識することができました。
                                 ゴルフ 山崎博之さん

●大変参考になりました。さらに深めて行きたいです。大切なことは抽象的
になってしまいがちですが、感じることを実際に動作やバランスボードの上で
具体的に感じられ、学ぶことが沢山ありました。    武術 澤田利之さん

●抽象的な分部や自然の構造について興味深かった。
色々忘れていることがありましたが、ここに来ると気分的に明るくなり楽しいです。
新しい発見があったので試してみたいと思います。ありがとうございました。
                                 プロサーファー 加瀬優

走法の原理|2008年1月21日

●運動自体への注目 最近、 陸上関係者や選手を見る機会がある。 とてもシンプルな競技だけに、 一つの要素を掘り下げることが、 大事である。

あまり意味のない意味づけによって
能力が発揮できていない人が以外に多い。
(これは陸上だけではないが)

とくにケガをしてしまう人の動きを
見ると一目瞭然、その不自然さに
目を奪われてしまう。

これは根本的に運動の概念を捉え
なおすことが必要である。

例えば、膝を怪我する人は
膝に負担をかける走りをしているし、
肉離れを起こす人は
そのような動きをしているのだ。

問題は
その動き自体に疑問を持つのではなく、
気力や筋力、柔軟性といった
ケガをした本人の問題として捉え
ていることが多い。

もちろん、本人が体を操作しているの
だから本人せいと言えば間違いない
のだが、もっと全体的に運動を捉えな
い限りこの問題は解決することはない。

だから、最近は指導者やトレーナー、
コーチといった人たちを対象に
「バランス」について理解を深めて
もらいたいと考えている。

例えば、
片脚立ちをするにしても軸足に
頼る立ち方と、
体全体の関係性に注目する立ち
方では雲泥の差がある。

片脚を上げることに対して
上げた足、軸足これら以外の
体全体が片脚立ちという運動に
参加すること。
それを一つの部位や機能に頼るのは
効率が悪いし、本来人間の運動は
局部的な運動ではないのだ。

試しに肩から先の腕だけ上下に
動かしてみる。
するとその窮屈さを感じるはずである。
次に普通に上下させてみる。

人間の運動は全体的なハタラキが
あるのだ。

また、普通に歩いているとき
どの足が軸足になって
その時どの角度で腕が上がって
など分からないはずである。
もっと細かく分析すればするほど
さらに理解できない。
歩くという運動に全体が参加して
いるからよどみなく運動状態が表
れるのだ。

それはどうやったか分からない。
でも体は知っているのだ。

ストライド走法、ピッチ走法と
名前は付けられているが

それは、本来技術的な
ものではなく
自然に表れた表現なのだ。

これは歩くと走るを比べてみると
分かりやすい。

歩いているときの歩幅と
走っているときの歩幅は
違うはずである。

これがストライド走法と
ピッチ走法の基本原理である。

体全体の変化に伴って
表れる歩幅が結果的に
そう名づけられたのだ。

だから、名づけられた後の
形を表現するのではなく、
その前の状態を知る必要がある。

形は結果的に表れるものだ。
手を伸ばしたその形は
いつ表れるのか?

名前(名称)や理論は
常に後付されるものである。

サーバーの不具合について|2008年1月 9日

20年1月8日(火)夜19時〜翌日9日(水)〜13時ごろまでサーバー
に不具合が生じました。
この期間に「kab labo.」へのメールの送信(依頼や講習会のお申し込み)を
された方は、kab labo.まで届いてい可能性がございます。
大変お手数ではありますが再度送信していただくか、お電話にて確認ください。
                                        kab labo.