小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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スポーツと日常の境界線|2006年5月24日

スポーツの動きと日常の動きとは違うものでしょうか?
多分ほとんどの人がYesと答えると思います。
しかし、KAB LABO.では、そこには大きな違いはないと考えています。
そうであれば、日常から得られるヒントは宝の宝庫といえるでしょう。
どんなに毎日練習をしていても、生まれてから常におこない続けている日常の動作の時間・回数には適いません。
もちろん、練習をないがしろにすることではありません。スポーツでも基本的には、非日常動作ではなく日常動作の延長だということを理解してもらうだけでも、かなり多くの問題は解消していくはずなのです。(言い方を変えるとものすごい練習量ですね!)
水を飲む、頭をかく、箸でご飯を食べる、電気を消すetc...この何気ない動作に、全体性(バランスにもっとも大事)が含まれているのです。

第一に、日常動作は疲れない。
第二に、日常動作は余計な動きがない。
第三に、日常動作はバランスがとれている。(動作によって)

逆にスポーツに置き換えると、
スポーツ動作は疲れる。
スポーツ動作は余計な動きが多い。
スポーツ動作はバランスがとりづらい。

とも考えられるように思います。日常の動きがスポーツ動作として成り立つかどうか、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。