小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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2面性の真実とは|2006年10月 2日

バランスと言えばアンバランスがあります。
強があれば弱がります。
前があれば後ろがあります。
明るいがあれば暗いがあります。
善があれば悪があります。
緊張があれば弛緩があります。
順番はどちらでもいいでしょう。
それぞれ2つの言葉として表現されますが、どれか1つがなくなればもう1つの存在もありません。
言葉とは人が都合よく使っているものだと考えれば納得できるように思います。
区別することが本当とは限りません。
緊張していれば力を抜くことを考えます。
しかし、必要な力まで抜いてはいけません。
「上半身を脱力する」とよく言いますが、上半身の力を抜けばその抜いた分は下半身への負担となります。
と言うことは動くのには不都合になってきます。

アンバランスな状態はその人にとって、実はバランスをとっていることなのです。
その人にとっての今のバランスなのです。
足を怪我してしまったら、足を引きずることがあります
これもバランスをとっていることなのです。
バランス、アンバランスは本当は存在しないことなのかもしれません。

それでもバランスがいい方が楽なのは変わりありません。
面白いですね。