小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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ここ|2009年6月 8日

●「そこ」「あそこ」そして「ここ」

「そこ」や「あそこ」につい夢中になってしまう私たち。
しかし、いつも「ここ」しかないはずである。

「ここ」とは今ということである。

私たちは常に「今、ここ」にしか、存在することができない、はず。

アスリートにはいつも結果を求められる。
他人からも自分からも。

華やかであると同時に
とても窮屈な思いをしている人たちも多いのだ。

しかし、そうも言っていられない。
さらに自分には高い目標や目的を設定して
そこに向かって日々励まなくてはならない。

しかし、どんなに目標、目的が大切であっても
それは、方向性でしかない。

自分という実在まで「あそこ」や「そこ」の世界に
持ち込む必要はあるのだろうか。

つい目移りする「あそこ」や「そこ」を断ち切り続け、
すべての実在、関係がある、「ここ」を大事にしてみる。

遠くまで見える道筋に向かうには、自分の足を
1歩踏み出すことから始まる。

そこに立ち戻れている時、

徐々に不安や恐怖が薄れていき、
結果がついてくるのが分かるはずである。

                     kab labo.小関