心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録
書籍 「心とカラダのバラスメソッド」 学研 でも書かせて頂きましたが、
以前、ラグビー日本代表の選手がバランスボードを乗っていていた時の話です。
選手:「この感覚をどうしたら保ち続けられるのですか!?」と質問を受けました。
すかさず、
小関:「流すことです」とアドバイスさせてもらいました。
良い感覚も悪い感覚もとにかく流すこと。
流すことで悪いものは流れ去り、
良いものには乗ることができるのです。
これは観念的なものではなく、
実際の運動感覚として持たなくてはなりません。
良いものでも大切にし過ぎれば、新鮮さを失います。
もちろん悪いものに囚われれば、そこからは離れられなくなります。
そう考えると、
運動とは実は良し悪しの問題より、滞ること、つまり流れが失われるが何より問題となります。
その原因となるのが思考と体のズレなのですが、ここでは詳しく説明する必要もないでしょう。
まずは実践的に「良いも悪いも流す」をやってみてください。
実践から難しい方は、冷静に実践できるバランスボードから始めてみるのがおすすめです。
是非、「流す」感覚を掴んでみてください。
きっとやるべきことに「夢中」なることができるはずです。
バランストレーナー小関
※写真は千葉ライフル射撃協会主催の講習会にて