小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


(マガジンID:0000211621) 登録無料 ※内容は変更する場合があります。ご了承下さい。

良し悪しよりも大切なこと|2015年8月20日

【流す感覚】

 

書籍 「心とカラダのバラスメソッド」 学研 でも書かせて頂きましたが、DSC_4800.JPG

以前、ラグビー日本代表の選手がバランスボードを乗っていていた時の話です。

 

選手:「この感覚をどうしたら保ち続けられるのですか!?」と質問を受けました。

 

すかさず、

小関:「流すことです」とアドバイスさせてもらいました。

 

良い感覚も悪い感覚もとにかく流すこと。

 

流すことで悪いものは流れ去り、

良いものには乗ることができるのです。

 

これは観念的なものではなく、

実際の運動感覚として持たなくてはなりません。

 

良いものでも大切にし過ぎれば、新鮮さを失います。

もちろん悪いものに囚われれば、そこからは離れられなくなります。

 

そう考えると、

運動とは実は良し悪しの問題より、滞ること、つまり流れが失われるが何より問題となります。

 

その原因となるのが思考と体のズレなのですが、ここでは詳しく説明する必要もないでしょう。

 

まずは実践的に「良いも悪いも流す」をやってみてください。

 

実践から難しい方は、冷静に実践できるバランスボードから始めてみるのがおすすめです。

是非、「流す」感覚を掴んでみてください。

 

きっとやるべきことに「夢中」なることができるはずです。

 

                 

                       バランストレーナー小関

 

 

DSC_4858.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真は千葉ライフル射撃協会主催の講習会にて