小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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バランスを知る|2006年2月 1日

バランスといってもとても広い意味があります。
「バランスとは?」という問いに明確に答えられる人は多くはありません。

「りんごが木から落ちる」この「重力」という原理原則は変えられない真実です。
同じようにバランスの要素は、地球上にあるすべてのものに存在する原理原則とも言えます。

この原理原則から外れるとどういうことが起こるでしょうか。
山の木を伐採すれば土砂崩れが起き、川をせき止めれば洪水が起こります。バランスを崩せば連鎖反応で関係しているもののバランスが崩れてきます。
見た目や効率化、そして外部からの大量な情報をに左右され過ぎるともともと持っている能力を眠らせてしまいます。
嘘をつくと嘘でかくさなくてはならいように、この原理原則から外れると、常に表面的なもので隠さなくてはなりません。
まるでイタチごっこです。
スポーツの観点からみてもそれに、逆らうことが怪我の原因(つまりバランスが崩れた結果)ともなります。
バランスを再認識することで、今まで潜在意識に入り込んでいた癖をアウトプットしより正しいバランス認識をインプットしていきます。そうすると徐々に本来人間のもっている能力というものがどういったものかが実感できてくるのです。

ではバランスを理解するにはどうしたらいいでしょうか?

原因があるから結果があり、光があるからか影がある、善があるから悪があるように、不安定があるから安定があるわけであり、それは同時に存在するものなのです。あなたに欠けている要素は何でしょうか?
オーガニックな食事をつねに心がけている人は、人工的な加工を加えた食品には敏感になります。良いバランスを理解できてくると、悪いバランスをさらに認識できてくるのです。

研究所では実践的なボディバランスプログラム、ボディバランスボードの開発、そしてオリンピック選手やプロスポーツ選手を中心に体の使い方や考え方を指導しています。

技術的な部分だけではなく、人間の根本的な動作を少し認識できるだけで、今までのパフォーマンスの底上げができるのです。

今まで10の能力をだすためには10のパフォーマンスやフィジカルが必要でした。
もし、バランスの概念を認識することによって、楽に7や6のパフォーマンス・フィジカルで以前の10が発揮できたらどうでしょうか?

それは少ーし自分の心と体に素直になるだけなのです。

結果は様々なアスリートたちがこのトレーニングをヒントに取り入れ変化していることでも証明されると思います。

バランスを認識するということは、自分の体と会話をすることでもあります。自分の体とコミュニケーションがとれるようになると、怪我の早期対処も可能になります。

バランスとは能力を発揮するためのキーワードです。力であり、スピードであり、柔軟性であり、美しさであるのです。


Marumitsuボディバランスボード


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