心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録
ボディバランスボードに乗る時、一番気を付けなければならないのは、 バランスを保とうとしないことです。 「バランスを保たなければ、バランスはとれないじゃないか!」と言われそうですが、 では、普通に立っている時にバランスを保とうと思っているのでしょうか?
本当の意味では、しっかりバランスを保つことは指示しているのです。
ただ、反射的に行っているため、実感として感じることができないのです。
私たちが思っている指示は、実は余分な指示(二重運動)と言えるのです。
特に両脚がその邪魔をします。
この両脚をまずは静かにさせてみるとその意味が分かります。
しゃがんでバランスボードに乗ってみると安定感が増します。
これは脚の余分な運動を制御した結果です。
その状態と同じように、立ってバランスをとってみると、
とても楽にバランスが保たれているのを実感できるはずです。
その時にバランスは作るもではなく、もともとあるものであることを
知ることができるのです。