小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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姿勢がパフォーマンスを生む 2|2007年9月22日

●姿勢は作らない
 

前回は
姿勢が
パフォーマンスを
生む
ということを
話をした。 →前回の「姿勢がパフォーマンスを生む 1」

姿勢の
質が
パフォーマンスに
影響するのは
当然なのだが、

あえて
姿勢を
作ることに
執着しないで
頂きたい。

姿勢を
作るという
行為自体、
運動の
質を
落としかねない
からだ。

姿勢が
崩れているのは
確かに
大きな
問題になるが、

普通に
していれば
姿勢は
できている
と言っても
いい。

姿勢は
大切だが、
それを
あえて
作り直す
というより、

完成している
姿勢の
状態を
崩さないで
おくことが
大事なのだ。
※固定ではなく、
安定状態。

様々な
人の姿勢を
見てきたが、

殆どは
瞬間的に
パフォーマンスに
眼を奪われ、
自分で
姿勢を
崩して
いるのが
現状なのだ。

それは
意識の
揺れ、
心の
揺れが
大きく関係している。


◆今日の実践

※今回は、姿勢を
作るという意識と
普通の状態を
大切にする感覚を
味わってみてください。

1、普通にたった状態で
片腕を前に水平に出す。
それを上下に振ってみる。
(その感じを味わう)

2、腕を下ろし
今度はわざと正しいと
思う姿勢を作ってみる。
同じように片腕を前に出す。
同じように振ってみる。

すると、
1の時と
感じ方が違うはずである。

3、もう一度、1と2を繰り返し
その感じの違いを感じる。

1とくらべて2の時は、
腕が重く感じるはずである。
単純ではあるが、
これが姿勢とパフォーマンスの
関係である。

どんな競技でも
姿勢は大切である。
もう一度見直してみて
実践してみる。


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