小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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感覚を高める|2008年8月 5日

●感覚を高めることの意味

よく感覚を高めるには?
という質問を受けます。

木登りをする?
川遊びをする?
竹馬に乗る?

実はこういった行為が
感覚力を高めるのでは
ありません(確かに学びやすいが)。

大切なのはどれだけ
主体的に違いを感じることが
できるかなのです。

遊びはこの主体性という感覚を
掴む上でとても大切です。

バランスボードもそうですが、
主体性を持たない限り
バランスを保つことはできません。

自分が乗ろうとしないかぎり
絶対にバランスは保てないのです。

自分が選手であり、コーチでなくては
なりません。

トップアスリートたちはこの感覚を
持ち合わせています。

イチロー選手や谷亮子選手をみても
分かると思います。

大切なのは主体性を持つことです。
つまり興味を持ち続けること言っても
いいかもしれません。

木登りや、竹馬のような遊びは
型にはまったものはなく、
自分の感覚が優先されます。

感覚が優先されれば、
人は、辛さより、楽さや自由さに
注目することができるのです。

するとそこには、
もっと楽になるには?
もっと自由に動くには?
早く動けるには?

という感覚の追求が始まります。

この感覚の追求が感覚を深めることになります。

高めるというと、付けたし、加えるようなイメージに
なりますが、感覚は付けたすことはできません。

感覚は深めるものなのです。

楽しさがなくなった人は、
感覚の探究に足踏みをしている状態と言えます。
感覚を型にしてはなりません。
感覚は常に変化しているのです。

その変化に目を向けたとき型は取り外されていきます。
そして次の一歩を踏み出すことができるのです。

※感覚を深めるためのキッカケをkab labo.では提供しています。
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