心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録
●プロ論
プロになれば、大変だ。
楽しさだけでは、プロはやっていけない。
これはスポーツだけのことではない。
よく見ると、生活や仕事、なにか意識的に行なうもの
すべてに当てはまる。
私も以前はなんの不思議もなくそう思っていた。
しかし、この苦しさ、辛さとは何だろう。
苦しい、辛い。
しかし、そう思ったからといって、パフォーマンスは変わらない。
否、逆にパフォーマンスは低下する。
その中に楽しみを見出す。というが、
違う感情は同時に存在しない。
どちらかである。
何かしようと思った瞬間、プレッシャーが表れる。
そう在りたい、
もっとこうなりたい、
こうであらなければならない、
そんな自分の欲求との格闘がそれを生む。
プロの苦しさ、辛さの度合いとは、
自分自身の投影であることに、
気付かなくてはならない。
そこから解放されたプロは型にはまっていない。
全体のバランスが抜群である。
世間にも、自分にも囚われない。
プロでありながらプロ(専門家)になっていない。
それが本当のプロではないだろうか。
kab labo.小関