小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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プロ論|2008年12月20日

●プロ論

プロになれば、大変だ。
楽しさだけでは、プロはやっていけない。

これはスポーツだけのことではない。
よく見ると、生活や仕事、なにか意識的に行なうもの
すべてに当てはまる。

私も以前はなんの不思議もなくそう思っていた。
しかし、この苦しさ、辛さとは何だろう。

苦しい、辛い。

しかし、そう思ったからといって、パフォーマンスは変わらない。
否、逆にパフォーマンスは低下する。

その中に楽しみを見出す。というが、
違う感情は同時に存在しない。
どちらかである。

何かしようと思った瞬間、プレッシャーが表れる。
そう在りたい、
もっとこうなりたい、
こうであらなければならない、
そんな自分の欲求との格闘がそれを生む。

プロの苦しさ、辛さの度合いとは、
自分自身の投影であることに、
気付かなくてはならない。

そこから解放されたプロは型にはまっていない。
全体のバランスが抜群である。
世間にも、自分にも囚われない。

プロでありながらプロ(専門家)になっていない。

それが本当のプロではないだろうか。

              kab labo.小関