小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


(マガジンID:0000211621) 登録無料 ※内容は変更する場合があります。ご了承下さい。

スウィング系スポーツ|2009年1月16日

●重心を押さえる

ゴルフや野球、テニス、卓球など
スウィングがあるスポーツが多い。

そしてこのスウィング系スポーツの
ポイントで道具と自分のとの関係を
どのように持つかが、
パフォーマンス発揮に大きく関わってくる。

ゴルフバランス講習会」などでも
かなり喜ばれた内容だが、

道具の形(見た目)に影響されて
道具の内容を把握していない場合が多い。
道具自体の性能や機能に注目しすぎて
自分との融合を疎かにしてるのだ。

それは、感覚で掴むしかないので
機会があればkab labo.講習会に
ご参加いただきたい。

ポイントとして
1つは、道具の重心を押さえること。
剣道やフェンシングでもそうだが、
これを押さえて道具を操る人と
そうでない人の差がとても大きく出てしまう。

威力もスピードも身体への負担(楽になる)も
全く違うものになる。

野球のバッティングでもこの理解を深めて
もらうため、面白い方法で練習して
もらっているが、効果覿面である。

そしてもう1つの利点として
最後まで落ち着いて打てるということだ。
重心を押さえていないと、
瞬間瞬間どこに道具があるのか把握できないため、
意識があせってしまう。

本来意識は目標物にあるはずが、
違うところに分散してしまうのだ。

特にゴルフなどでは打つ瞬間までこの分散には
気をつけなければならない。

しかし、その感覚を掴むことで見えるものが
大きく変わってくる!

例えば野球で、バンドをしている安心感が
スウィング中にもあるような感じである。

テニスで言えば、振らずにただ、ボールに当てるだけ。
のような感覚がスウィング中にもあるようなものだ。

道具の重心を理解するだけで
このぐらい違いを感じることができる。

道具を体の一部として捉えること。
これが、スウィング系スポーツの大きなポイントとなる。

是非試して頂きたい。

                     kab labo.小関