小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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運動の起源|2009年5月28日

●運動の起源を知る

運動の起源は感覚である。
運動とは、動くことすべて。

立つ、歩く、持つ、考える、歌う、書く…
スポーツ的に言えば、
投げる、打つ、突く、飛ぶ、押す、蹴る…
などである。

これれら動作、運動の前提条件として
感覚がある。

またこれら感覚の欠落が
動作や運動のパフォーマンスと
密接に関わっている。

逆に前提条件である感覚を
良くしていくことで運動や動作の
パフォーマンスは変わっていくのだ。

試しに実験をしてみよう。

1、まず普通に立つ(ニュートラルな感じ)。その感じを掴んでおく。
その状態を大事にして少し重いものを持ってみる。

2、次に立った状態から少し前傾してみる。
すると、バランスを崩さないために身体が緊張する。
その感覚はとても窮屈ではないだろうか。
そのままの感じで同じように荷物を持ってみる。

3、また1をして、違いを感じてみる。


簡単な実験ではあるが、
こういった単純なことも見落としてしまっている
人がとても多い。

これがパフォーマンスの低下だけではなく、
ケガに繋がる大きな条件となってしまう。

すべての運動の条件となる感覚を
どう掴んだらよいだろうか。
どう見つけたらよいだろうか。
どう感じたらよいだろうか。

動作や形は教えてくれるが、
感覚は自分で知っていくしかない。

是非その感覚を掴むキッカケにして頂きたい。

                kab labo.小関

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