小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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kablabo.バランストレーニング講習会を終えて(感想)|2006年6月28日

今回、KAB LABO.主催により講習会が初めて開催されました。
<!--IMG(IMGA0154.jpg,640,right)-->その他も含め6講演行いました。
お陰さまで、色々な人たちがキッカケを掴んでくれる場を提供できることができました。
東京で世話人をしてくれた「春犬バンド」の加藤さん、中村さんには心より感謝いたします(今週29日に銀座吉水で中村尚子さん(ピアノ)と南たけしさん(ドラム)のセッションがあるそうなので、興味のある方オススメいたします♪)。
そしてとても使いやすい会場をご提供くださった江東区森下文化センター様にも心より御礼申し上げます。さらに翌日の銀座での講習会では「銀座吉水」さんから多大なるご協力を賜りました。ハードなスケジュールの中、心から休まる空間で過ごすことができました。重ねて御礼申し上げます。

今回講習会で話した内容を簡単に説明したいと思います。
まずは、バランスの概念を変えることから始めました。
大本の考え方を転換しなければ言っていることが単なる技術論となってしまいます。
バランストレーニングというと必ずでてくる、「軸」「中心」という概念をとりはらい、「全体性」「安定」といったもっと大きな運動概念に切り替えてもらいました。
そこから力やスピードは「筋力」のみで作られるものでないことを感じてもらい、そのためには「構造・骨格」が主となる、日常動作の見直しを図りました。そこで初めて人間の様々な能力が発揮されることを学んで頂きました。
いままでの運動理論と違い困惑される方も多かったかもしれませんが、今までの不安や疑問に対して、いい意味でつじつまが合ってきたのではないかと思います。

今回参加者のみなさんからはアンケートにご協力して頂きました。
その内容をいくつかご紹介させて頂きます。
3日間で約60名の方が受講してくれました。その内9割以上の方々が大変参考になり、是非次回も受講したいとのご感想を頂きました。今後もそう言って頂けるような情報をお伝えできればと思います。<!--IMG(IMGA0158.jpg,640,right)-->

【興味深いと思った内容について】
・安定と全体性。
・全体性・意識・存在・自分の稼動範囲・バランスボードの有効性・質疑応答・競技とのつながり。
・バランスの概念の捉え方。
・全体性と考えないこと。
・日常動作と競技動作の関連性。
・全体性。
・バランスの概念を考える。
・立ち方・自然動作。
・体の構造と力の関係。
・主体性とう概念・自然な動作について。
・主体性についての説明。
・認識の部分・主体性について。
・マクロな見方考え方。
・骨格・構造について・力無の有無(自然動作)。
・構造の話。
・マクロ運動とミクロ運動の話・1100万と40の話。
・日常の動きが非日常(スポーツ)の動きに大きな影響を及ぼすこと。
・立ち方について。

【受講してみての感想】
・BBB-Gと通常のBBBとのバランスのとり方の違いを痛感しました。
・「意識しない・考えない」とは一般スポーツの逆だがそれが有効であることに驚いた。(同時にとまどいも…)
・モノを考えるためのヒントが得られました。
・踊りや武術を学ぶ中でなんとなく理解・体感していたことを1つのFrameとしてとらえられたので、応用しやくすくなりました。
・踊りでの必要事項など共通点がありました。
・興味深い内容でよかったです。
・自然な動きの大切さを確認できました。
・楽しく受講することができました。
・アマチュア(ゴルフ)の人にもっと知ってほしい内容でした。
・レッスンに役立つものが沢山吸収できたので、大変参考になりました。
・バランスに関してまた新たな視野で考えることができ、大変参考になりました。また是非参加させていただきたいと思います。
・小関先生が伝えたいことが理解できました。
・大変勉強になりました。
・武術の練習を行う上で参考になると感じました。バランスボードを購入して練習してみたいと思います。
・「バランス」に関しての理解が深まった。(わかりやすかった)武術における話とバシバシ結びついて納得のいく内容でした。
・自然の動きの大切さを理解できました。


以上、大変嬉しいご感想を沢山頂きました。次回の講習会は7月か8月に開催できればと考えております。詳細が決まりましたら、すぐにお知らせしたいと思います。今回受講してくれた皆様ありがとうございました。