小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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主体即客体|2006年7月17日

主体性を保つことは、バランスを保っていることと同じです。

その主体性をいつも壊す要因は何か考えたことがありますか。

それは外敵です。
結果的には自分自身ですが、それはさておき、外敵を前にして主体性を崩さないためにはどうすればいいのでしょう。
(外敵…相手・味方・道具(ボール・バット・ラケットetc)・自分)

スポーツでは必ず相手がいます。
常に主体性を守る攻防合戦なのです。

その相手にバランスを崩されるということは、主体性を崩されたことになります。
主体性を崩されるということは、力・スピード・判断とすべての面で相手に劣る状況をつくりだすことです。

相手を意識するあまり、瞬時に主体から客体になってしまうのです。

相手は存在する限り無視するわけにはいきません。
しかし、認識し客体にならなければいいのです。

相手は目印とするのです。相手のことを考えたら主体から即客体です。それ以上考える必要はありません。

あくまでも存在を認めるだけでいいのです。
相手はただの目印なのです。

BBBも同じです。BBBに意識させられたら、BBBの上でバランスをとることはできません。主体はつねに自分にあることを忘れてはいけません。