小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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300年と30年|2007年3月15日

【今日のポイント】

構造即意匠(こうぞうそくいしょう)。


●解説 
伝統構法で建てられた家は軟構造という。
それに対して、現代建物は剛構造が主流となっている。

本来人間は自然に逆らうのではなく、
自然と同化することを考えてきた。

だから、建物も地震や風に対して
抵抗するものではなく、そのエネルギーを
建物の揺れとしてそのエネルギーを転換させて
いたのだ。

300年以上もつ建物は、無駄がない。
柱や梁がむき出しになっても違和感がない。
むしろ、むき出しのままがいいのだ。

無駄がないとはこのことを言うのだ。

意匠が構造でもあり、構造が意匠でもある。
構造と意匠は同一のものなのだ。
もともとこういった建物は何から学んだのか?


樹木(自然)からである。


私たちの身体も人間である限り、
この原理は同じと言える。
(なぜなら私たちは自然だから)

筋肉や骨格etc...これらが一体に働いた時、
無駄のない大きな力となる。

しかし、それがバラバラに働いてしまった時、
剛構造のような概念に転じてしまう。
脚を太く、腕を太く、強くしなくてはならない。

300年生きる建物と30年生きる建物。
その差は計り知れない。


私もお世話になっている深田さんのページです。
深田真工房

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