小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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バランス能力が発揮される時|2007年3月12日

NO.2

【今日のポイント】

バランスとは全体性である。


●解説

例えば、片脚立ちをする時に、形の上では、軸となる脚が重要である。

しかし、形は同じでも感覚が違うだけで、安定性は雲泥の差となる。

試しに、片脚立ちをやってみましょう。


1、軸となる脚を意識した立ち方を感じてみてください。

軸足をしっかりと緊張させていなくてはなりません。

2、では、今度は軸となる脚、挙げている脚、両腕、胴体、頭と体全部が
片脚立ちという運動に参加してみます。

すると、不思議なことに最初に試した方法とは打って変わって
とても楽に安定して片脚立ちができるのです。

フラフラしていた人も、不思議なくらい安定するのが分かります。


これは歩く感覚と同じである。
歩くことも片脚づつ地面につくのには変わりはない。
1のような、重心を乗せかえる疲れる歩き方は、あまりやっていない。

体重が左右両足に移動するというより、重心がただ真っ直ぐ移動している
感覚で、脚はとても軽いはずである。

それは、身体全体で「歩く運動」に参加しているのだ。
重要なのは脚だけではないことが分かる。

2の全体で片脚立ちとはこういう感覚である。


バランスとは、そういった全体性が働いている時、始めて能力として発揮されるのだ。


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