小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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力を無する原理とは?|2007年3月20日

【今日のポイント】


●力むとは力無である。

力を出したいのであれば、力感を持たないことである。
体のどこかに力感存在すれば、力の制限が働く。
力が入っていると力が出ている感じはするが、
実はかなり制限されている。

素晴らしいプレーができたとき、上手く話せたとき、
物事がスムーズに進んだとき、力感はあっただろうか?

本当に上手くいったとき、往々にしてどうやったかは覚えていない。
それは、引っかかる感覚がないからだ。
つまり力感がない。
だからどこからどう説明し、解析しようとしても、上手く再現できない。
力感を頼りにしてはならない。
全体性で捉えることが大切である。

自転車に乗っているとき、何故あんなに複雑な動きが
できるのだろうか?
それは、力感に頼ろうとしていないからだ。

力を入れようとすると、力は無くなる。

日本ナンバーワンと言われたプロサーファーとこの話をした時、
「全くその通りです」と答えた。
サーフィンでも、力んでしまった時はサーフボードをまったく
操作できなくなるという。
ほんの少しの脚(単独)での操作が邪魔をするのだ。
さらに大きな波であればあるほど、それはハッキリと現れてしまう。


本当に力が体全体に伝わっている時、
力を入れている感覚はない。

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