小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


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限界とパフォーマンス|2009年1月22日

●「限界まで使わない」がコツ

身体を限界まで使えば
能力が発揮できるのは嘘である。

やった感があっても
結果が伴わないのはそのためだ。

限界とはすでにバランスを崩している状態では、
ケガの元になるばかりか、パフォーマンスを
著しく低下させる。

大事なのは限界まで使うのではなく、
良い加減で使うことである。

例えば、
・片腕を前に限界まで伸ばしてみる。
・その腕で少し重量を感じるものを持ってみる。
・次に、普段コップを持つぐらい普通に
・同じものを持ってみる。

それだけでパフォーマンスの違いが
分かるはずである。

後者は何度行なっても疲れないが、
前者は数回でとてつもない疲労感が残ってしまう。


関節は開きすぎず、閉じすぎないこと。
筋肉は固めすぎず、緩めすぎないこと。
可動域は最大に使わず、有効に使うこと。
脳は考えすぎず、遊び感覚があること。

これらの要素は小手先の技術ではなく、
全て関連しているものであり、独立しているものではない。
感覚としてはわかりづらくなるが、全体の統制がとれている
証拠でもある。

これがパフォーマンスを発揮させるコツである。

                       kab labo.小関

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