心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録
効率の良いカラダの使い方・・・そういうテーマで講習会をさせて頂くことがあります。
ただ間違えてならないのは、
外から与えられる効率の良いカラダ使いなんてないということです。
厳密に言えば、
持って生まれた身体の効率以上に効率的な使い方はできないということです。
本来効率的に設計し創られたカラダを非効率に使っているということはあります。
より効率的なカラダ、動き、強さを求めれば求めるほど、逆に非効率にしてしまっていることに
気付かなくてはなりません。
例えば、
軽自動車のエンジンに大型車の車体を乗せてしまったら、
軽自動車の身軽さもなくなりますし、大型車のパワーも発揮できません。
強くしようと思った結果、
両方の良さを消してしまうようなものです。
私たちのカラダも同じです。
安易に強化したり、増やしたり、加えたりすることで
非効率なカラダを作っているということがあるのです。
そのバランスを見極めながら動きづくりをしなくてはなりません。
どちらにしても非効率なカラダで強化しても非効率になりますし、
非効率を補うためには本来必要ではない筋力や体力を付けなくてはなりません。
しかしそれに耐えることができるかという問題も出てきてしまうのです。
問題が雪だるま式に大きくなってその負担も大きくなります。
カラダに備わっている効率とイメージや思考上の効率のギャップと言えるのではないかと思います。
まずはそのズレを修正してみるところから始めてみるこをオススメします。
※写真は「世界が見たひたむきな日本人」より。
●もしバランスボードを利用されるのであれば、ココロのバランスボード。
ズレていた自分に気付くはず!?