心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録
FM西東京・関根スポーツマッサージ治療院主催
前回は昨年10月FMの隣のゴルフ練習場会議室で20人の方が参加して開催、ご好評をいただきました。
・日常動作にちょっとしたコツを知ると大きな変化。(腰痛、肩こり、膝痛の軽減、予防にも効果があります)。
・安定の中の固定を見る。不安定の中の安定を見る。
・動きに強さを与えるのではなく、優しさを与える。
・紐トレ(能力向上、リハビリに役立ちます)。
・アスリートたちのプレッシャーとバランス。
バランスボードや紐を通したちょっとしたヒントや気づきで、スポーツのパフォーマンスや
一般の方々の日常の歩きや走りなどの動き、姿勢などに変化が現れて来ると思います。
(もちろん個人差があります。)興味のある方はどなたでも参加出来ます。
○申し込み
関根スポーツマッサージ治療院 042-467-3226
FM西東京・セミナー係042-451-2630 ariga@tfl.co.jp
○服装:身体を自由に動かせる服装。(手足を伸ばしたり、床に寝転がったり出来る程度)汗をかくほどの運動量ではありません。
どの競技も自分のバランスを失っては
パフォーマンスを表現することはできない。
相手のバランスを崩す前に
自分のバランスが崩れていないだろうか。
自己のバランスの持続が
結果的に相手のバランスの崩れに繋がる。
言い換えれば
相手との距離感を図るのではなく、
自分との距離感を図る。
距離とは例えば、
鉛筆と紙との関係。
文字を書くのに強すぎれば芯が折れ、
ノートは破れ、消すのも大変である。
逆に弱すぎれば字は薄く、消えやすく、見えにくい。
このように身体の距離感も丁度よさが存在する。
距離が離れすぎても
近すぎても身体のバランスは失われる。
ここを見失うと
あてる焦点を失うことになる。
凧上げの紐のようなもので
紐がなければ、自分という凧はどこかに行ってしまう。
いつも当てずっぽうの運任せ。
つまり捨て身となってしまう。
自分にとって一番近いのは自分であり、
一番近い自分を見失えばすべてのことを
見失うようなもの。
競技力が安定して高い人の特徴は
相手との図り方ではなく、自身との図り方に
比重を置いている人である。
kab labo.小関
間合いとは
間に合うこと。
急ぎ過ぎれば場に合わず、
結局間に合わない。
だから
間が合うことが大切。
それが「間合い」となる。
間に合うとは充実の連続であり、
間に合わないのは充実が欠けている連続である。
間に合わないと次も間に合わず、
やっと間に合わせても余裕がないからすぐに間に合わなくなる。
間に合うためには、どうしたらよいだろう。
次を先々考えるこことではなく、
先々は方向性。
まずは、今の充実を知ること。
次は来てみれば「今」であり、
10年後でも来てみれば「今」であるならば、
「今」の間合いが充実しているか注目したい。
kab labo.小関
5月3日(木・祝)~5月5日(土・祝)
今回は更なる豪華ゲスト(内田樹先生、名越文康先生、甲野善紀先生・・・他十数名)
を迎えての開催となります。
講師側も受講側も境界線を取り外した
体感型講習会となっています。
今を生きるととはなんなのか。
自身の体感を通して発見するキッカケになれば幸いです。
kab labo.小関は4日(金・祝)夜の講座となりますが、
4日、5日と自由に声を掛けていただけるような体勢となります。
関西方面での開催です。興味ある方は是非お出かけください。
th26 フィットネスセッション http://www.power-st.com/fitsen/
5月3日(木・祝)~5月5日(土・祝) 終了
▼テーマは「身体の全体性 Wholeness of Body 」
毎年、新しい内容、深い内容、そして忘れてはならない内容を
いつも総合的に盛り込んでいる内容だと思います。
kab labo.小関は初日3日(木・祝)に講師として参加致します。
その他豪華な講師陣です。こちらも興味のある方は合わせてご参加ください。
感覚は留めるのではなく、流し続ける。
すると、悪いものは流れ去り、
良い流れには乗ることになる。
ただ、大切なのはどちらも流し続けること。
kab labo.小関
身体は様々な歯車の組み合わせで機能している。
その連携は私たちの人知を超えていると言わざる得ない。
しかし、私たちは日常の何気ない動作からその人知の超えた
数え切れない歯車を上手に操作している。
理解していなくても感覚的には使えるのである。
つまり全体把握というのがまず前提であることを
再度思い出してみてほしい。
一体全体という言葉があるが、よく分からないことを
表現するときに使うものである。
一体と全体・・・全体を現すことばである。
全体は分からない。そう捉えてみても面白い。
三位一体という言葉も3つの捉え方、8つの見方を
合わせると一体になるということではなない。
(数字は2でも100でも同じ)
一体という全体を3つの捉え方や8つの見方を
しているだけである。
先に一体(全体)があり三位があるという方が
理屈に合っているようだ。
バランス講習会では、様々な歯車をご紹介しているが、
その歯車は全体がうまく連携しているときに
どう動いているのか、どう働いているのかを検証しているのであって、
紹介したものは決して黄金の歯車ではないのである(笑)
(だから何度参加してもらってもよい内容となっている)
その歯車だけ気にしていれば今度は別の歯車が狂いだすだろう。
バランスが偏っているときその歯車に潤滑油を差したり、
ちゃんとかみ合っているかそれをチェックするのが
個々ができる身体ケアではないだろうか。
そして回りだしたらまた様々な歯車が機能するように
全体を眺めていけばよいのだろう。
kab labo.小関
動きの視点を変えると
固定した思考の視点や感覚の視点が変えるキッカケとなる。
視点が固定化されると瞬時に
それは制限という壁になりかねない。
つまり動きにも不自由さが生まれているということだ。
ちょっとしたことだが、
ロックしたものを解除するキッカケに
利用してみてほしい。
目線の置き方ひとつ変えるだけでも
違いがわかる。姿勢を変えるよりも
体全身が協調してくれる。
いつもより少ーし遠くに視点を置いてみる。
30センチでも1メートルでも構わない(生活に影響がない程度)。
しばらく遠くの山や海、空を眺めるでもよい。
目の視点も思考や感覚の視点と
連動しているようだ。
それだけで運動の質が大きく変わる。
逆に変化した思考や感覚から視点がどうなっているかを
検証してみても良いかもしれない。
気分が随分違うはずなので
大自然を目の前にしなくても
普段の日常生活でもお試しあれ。
kab labo.小関
場所 :大阪市立中央会館 第二会議室
交通アクセス
大阪市中央区島之内2-12-31 TEL:06-6211-0630
(※講習会の詳細、お問い合わせ、お申込みは下記連絡先よりお願いします。)
人数 20名程度
内容
小関アスリートバランス研究所 企画講習会
甲野善紀講習会in東北(山形)