心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録
●Part1『基礎を深める』
こちらの講習会は、どなたでもご参加頂けます。
ここでは表面的バランスから内面的バランスを知るための基礎講習会。
様々な動作、ヒモトレ、バランスボードを通して体感し解説していきます。
何度でも参加して深められる講習会です。
●Part2『実践を深める』
バランスを「実践した方」の講習会…実践的な内容です。
当日初めてPart1を受講された方々もご参加頂けます。
どの様に取り組めば良いか?
どの様に相手に伝えればいいのか?
実践に生かすために大切なこととは?
『バランスの位置付け』、『技術の位置付け』、
『実践の位置付け』、『結果の位置付け』など
分かりやすくお伝え致します。
自分に保険をかけいないことで身体能力が発揮されます。
ここで言う保険とは、
自分がやることを先に自分に示すことです。
具体的な原因としては、
先に結果にアプローチする先走る気持ちや
こうでなければならないという固執した感情、恐怖や不安感。
また繰り返しの運動による自動反応(癖)などが上げられます。
それによって動作の「起こり」が生まれます。
動作の起こりとは、その動作が行われる前に動作の予測や結果を求めることで現れます。
動作する前に過剰な準備として表層に現れる現象です。
(実際に動作していないのにカラダの中では動作してしまう。運動のズレが生じる)
自分も相手も無意識で反応しているのであまりここについて話されることはありませんが、
結果、パフォーマンスに大きく影響する原因ともいえるのです。
ですから、相手が自分の動きを事前に察知してしまいます。
例えば、いくら速球が速くても打たれてしまう人がいます。
単純に160キロ出せば打たれないということはありません。
逆に速球が130キロでも打たれない場合も沢山あります。
以前、プロ野球選手に走り方の指導をさせてもらったら、
その選手はチームでベースランが一番早くなったと言っていました。
それは盗塁で最も大切なスタートを切るときの「起こり」をなくしたことが、
大きなキッカケとなっています。
また、サッカーでも必ずしも100m走が速い選手がボールにタッチしゴールできるとは限りません。
FWがゴール前に飛び出す瞬間も相手DFがいつも注意しているにも関わらず、
DFを振り切り抜け出すことが出来る人と、抜け出すことが出来ない人がいます。
これらはすべて保険(起こり)が影響してきます。
アルゼンチンのメッシについてもよく言われますが、
「彼はボールを持つと速くなる」と評価されています。
見方を変えて表現すると「ボールを持ってもスピードが落ちない」というのが
僕の見た方ですが、こちらの方がリアルな見解だと思います。
彼の場合はまさしく保険(起こり)なく動いている典型の選手です。
バスケにしてもテニスにしてもバレーボールにしても格闘技にしても、対戦相手がいる競技ではもちろんですが、
射撃やアーチェリー、サーフィンなど対戦相手がいない競技でもこの保険(起こり)結局は自分への負担となって帰ってきます。
人間の依存性が保険を作り、その保険が起こりを創り出します。
そして起こりがズレを齎しパフォーマンスを低下させるのです。
この保険や起こりを外すためには自分を観察する注意深さが必要となります。
まずは自分の動き出しを冷静に見つめてみることをオススメします。
小関勲
効率の良いカラダの使い方・・・そういうテーマで講習会をさせて頂くことがあります。
ただ間違えてならないのは、
外から与えられる効率の良いカラダ使いなんてないということです。
厳密に言えば、
持って生まれた身体の効率以上に効率的な使い方はできないということです。
本来効率的に設計し創られたカラダを非効率に使っているということはあります。
より効率的なカラダ、動き、強さを求めれば求めるほど、逆に非効率にしてしまっていることに
気付かなくてはなりません。
例えば、
軽自動車のエンジンに大型車の車体を乗せてしまったら、
軽自動車の身軽さもなくなりますし、大型車のパワーも発揮できません。
強くしようと思った結果、
両方の良さを消してしまうようなものです。
私たちのカラダも同じです。
安易に強化したり、増やしたり、加えたりすることで
非効率なカラダを作っているということがあるのです。
そのバランスを見極めながら動きづくりをしなくてはなりません。
どちらにしても非効率なカラダで強化しても非効率になりますし、
非効率を補うためには本来必要ではない筋力や体力を付けなくてはなりません。
しかしそれに耐えることができるかという問題も出てきてしまうのです。
問題が雪だるま式に大きくなってその負担も大きくなります。
カラダに備わっている効率とイメージや思考上の効率のギャップと言えるのではないかと思います。
まずはそのズレを修正してみるところから始めてみるこをオススメします。
※写真は「世界が見たひたむきな日本人」より。
●もしバランスボードを利用されるのであれば、ココロのバランスボード。
ズレていた自分に気付くはず!?
競技者にしっていて欲しいこと。
人はつい環境に依存してしまいます。
すると徐々に依存した環境が強調され、強化されていきます。
バランスは崩れて行き、本来発揮されるはずの力が発揮できなくなります。
環境は常に変化します。
未来が今になるように。
今が過去になるように。
刻々と留まることなく変化していきます。
特に競技者にとって環境とは変化するだけではなく、
自分にとって悪くなるものであり、邪魔されるものである。
真ん中で自分が打ちやすいスピードで投げてくれるピッチャーはいません。
シュートコースを空けてくれるDFやGKはいません。
でもそれは前提の環境であることを忘れてはいけません。
自分にとって都合のいいようにはならないし、むしろやらせてもらえないのが、
競技者にとっての環境なのです。
しかし、このことを改めて理解できたとき、
真剣勝負や本番、試合に対する向かい方が変わります。
練習や稽古、トレーニングの取り組み方が変わります。
なぜか、安心感、ワクワク感が生まれます。
きっとこれが環境から解放された瞬間なのかもしれませんね。
バランストレーナー小関
▼マルミツFacebook
「姿」と「勢い」本来分けることはできませんが、
殆どの人が「姿」を追いかけるあまり「自分の勢い」を
消してしまっていることに気づいていません。
チーターは走り方を気にしないが、しかしそこには勢いがあり美しさもあるのです。
だからこそ、後者からの検証は大切なのです。
よく講習会でお伝えしていることですが、
例えば、100m走。スタートにしても走り方にしてもトップの選手にとって
これはまさに技術なのです。
じゃあ、技術は何のためにあるのでしょうか?と皆さんに問うことがあります。
ここはベースとして押さえて頂きたいのですが、
技術とは『勢い』を消さないためのものでもあります。
なおかつ、その勢いを加速させるためのものです。
そう考えると、技術に囚われるあまり勢いを失っていたことに
気付いた方もいるでしょう。
もちろん、他のスポーツ競技、仕事や日常生活でも言えることなのです。
勢いを失わないことで、そこに美しい姿が現れてきます。
姿勢とは形や見た目のことを言うのではなく、
生命の躍動感が表現されたものを言うのではないかと思います。
これが、まさに姿と勢いの一致となります。
是非、「勢い」を失わない「姿」に注目してみてください。
小関
砂浜を歩いたり走ったりしてみるとよく分かるのですが、
蹴り過ぎによる弊害が見えてきます(後ろ足)。
走る時は蹴るでしょ!と、
突っ込まれる方もいるかと思いますが、歩く時に「蹴る感覚」ってないように走る時も同じです。
正確に言うと、蹴ってはいるかもしれませんが、蹴っている感覚はない、です。
身体を扱う際に大切なのは特別感がないということです。
特別感がある動きは、自己満足はできるのですが、機能的じゃなかったり、
身体に負担(ケガの原因)をかけるものだったりします。
実際、蹴って走るのは動き、体力のロスとなりますし、
もちろんスピードも遅くなりますから、瞬発系の動きが必要な人にとっては重大問題となります。
ゆる〜い下り坂で試してみるとわかりますが、
蹴るとブレーキがかかって走れないんです。
しかし、蹴ってはならないと言っても蹴らざる得ない原因がありに気付かなくてはなりません。
「重心や軸を倒してから足を出す論」これが曲者なんです。
以外にも当たり前に世の中に定着している論ですから、
驚かれる方もいるかと思います。
ただ、トップアスリートや業界をリードしている方々に説明すると
皆さん一様に驚かれますが、同時に大変納得もしてくれます。
ここから、様々な問題点に関係していることに気付かれていますから、
実は大きく逸脱した内容でないことが分かります。
まずは普段歩くときに重心や軸を倒してから歩いてみると体感できるでしょう。
是非、実践ください。
小関
●日時 10月18、19日(土、日)
▼10月18日(土)講習会 「アドバンス編」
▼10月19日(日)講習会1 『ちょうどいいから動ける~バランス講習会』
▼10月19日(日)講習会2 『含みがパフォーマンスを高める』
バランスボードやヒモ、そして自分のカラダを使った実践形式の講習会です。
講師:小関勲
各種バランスボード 無料トライアル会情報 (一般公開・受講されない方も試乗できます)
・10月18日(土) 17:40-18:30 会場: タワーホール船堀 403会議室
・10月19日(日) 12:30-13:15 会場: 江戸川区総合体育館 会議室
●場所 18日 船堀タワーホール
19日 江戸川総合体育館 お間違えのないようにお越しください。
●参加費
講習会1¥5000 / 講習会2 ¥5000 / 講習会1+2¥9000
最近、バランスボードの試乗の問い合わせが多く、
ご要望によりバランスボードの体験会を企画しております。
当日は在住のスタッフが丁寧にご説明致しますので、
お気軽にご参加ください。
更にその後、ボディバランス共同研究者でもある増田嘉晃氏による
ミニバランス講習会を開催致します。こちらは有料になりますが、
自身現役アスリートでもある増田氏が独自の視点で分かりやすく、
且つ実践的に、
バランスボードや実際のカラダの使い方なの体験を交えてお伝え致します。
今回は一般向けセミナーとスポーツ向けセミナーと分けております。
一般向けでは主にカラダの見方や感じ方、日常動作の改善など、
スポーツ向けでは具体的に競技動作からアプローチしてきます。
ケガに困っている方、パフォーマンス向上に是非お役立てください。
動作する以前のバランスがパフォーマンスに大きく影響してくることを
実感できると思います。
以前バランス講習会を受講した方の復習や聞けなかったこと、
また初めての方も、パフォーマンス向上、ケガ予防、軽減に
お役立てください。少人数の受付となりますので
お早めにお申込みください。
▼お申込み→http://www.m-bbb.com
●日時 10月5日(日) 終了
▼バランスボード体験会(無料) 14:15~15:00
▼バランス講習会(一般)(有料) 受付15:15~ 開始15:30~17:00(1.5h)
▼バランス講習会(スポーツ向け)(有料)18:15~ 開始18:30~20:00(1.5h)
●場所 大阪市立西成区民センター1F 会議室1-3
大阪市西成区岸里1-1-50
▼アクセス → http://www.kyoiku-shinko.jp/nishinari/access/
●参加費
▶バランスボード体験会 無料 最大10名程度
▶バランス講習会 各3000円/人 6名
※講習会通し参加の場合、5000円となります。
※参加費は当日お支払ください。
●講師:増田嘉晃(Masuda Yoshiaki)(スタッフ西野)
【増田嘉晃より一言】
今回は初の試みとして一般の方向けと、スポーツに携わっている方向けに分けてみました。
一般向けの内容は、ヒモトレやバランスボードを通じて、自分自身がもっている本来
のバランス(動きやすさ・心地よさなど)に気づいて頂ければと思います。
からだの心地よさに伴って、気持ちも心地よくなる感覚を味わって頂ければと思っています。
スポーツ向けは一般向けと同じく、本来のバランスに気づくことで、パワーや柔軟性
が大きく変化していく感覚を楽しんで頂ければと思います。
(激しい運動は一切しませんのでお気軽にお越しください)
【増田嘉晃 プロフィール】
現役総合格闘家 専門競技に関わらず、ボクシング、柔道、レスリング、武術、相撲、他分野と
様々な方向性からバランスの理解を深めている。実践的な動きの変化には関係者も驚いており、
他競技のスポーツ選手も参考にしている。
▼お申込み→http://www.m-bbb.com
前回大好評だったバランス講座第二回目です。
今回は基本クラスに加え、アドバンスクラスを設けました。
基本クラスには武術講座だとしりごみされる方や身体に痛みや疲労感、
不調がある方にも無理なくご参加頂ける講座で、ボードの試乗やヒモトレを実際に行います。
アドバンスクラスはこれまでにバランス講座を受講された方対象で、
ボードやヒモトレを実践されている上での困りごとや疑問などを出しあい
一緒に検証できる場にしたいと考えております。少人数でより深く自分の身体の状態をみていく練習をします。
バランス講座ではバランスボードやヒモを使ってまずは自分の身体の状態をみていきます。
ただ乗る、ただ結ぶだけでいいので、体力も型を覚える必要もありません。
お子さまでも年配の方でも身体の不自由な方でも、会場まで足を運ぶことができる方なら誰でもご参加頂けます。
小関先生は実際にアスリートの方に指導をされておられるので、
スポーツをされている方や演劇、舞踊、武術、音楽などご自身の身体能力や表現を向上させたい方も是非ご参加下さい。
みなさんそれぞれにちょうどよいがあります。
ご自身が身体の状態を見つめ直して偏りのないちょうどよい感じを見つけられるよう
小関先生がお一人お一人にあったアドバイスをして下さいます。どうぞお気軽にご参加下さい。
カメカメ企画 亀田
平成26年8月31日(日)
第1部 基本クラス3,500円(高校生・中学生 ・小学生2,500円)
詳細・お申込みは→ カメカメ企画
【日程】
【参加費】
第2部 アドバンスクラス4,500円(高校生・中学生 ・小学生3,500円)
2コマ連続受講の場合は1,000円割引
自分のバランスを知るには、あえてバランスが崩れる環境に身を置いてみる必要があります。
そしてそれを冷静に見ることができた時、その時に初めて、「自分はこういうところで力むんだな、」
「この瞬間にこんな感情が湧き出てくるんだな、」
「ここで集中力がきれるのか!」など、バランスを崩す原因に自覚できるのです。
誰もが実践や本番の中でこんな風に自分と対話することは困難です。
バランス講習会は、自分のバランスに純粋に向き合ってみる機会のようなものです。
そこで出会ったバランスや何かに気づいたのであれば、
あとは日常や様々な事柄に対して、新たに向き合ってみればいいのです。
きっと違う景色が見えることと思います。
是非自身を観る機会として沢山の人たちと共有できたらこれほど嬉しいことはありません。
皆さんとお逢いできるのを楽しみにしております。
バランストレーナー小関
◆午前の部◆
講習会 「アドバンス編」 9:45~11:15 (受付 9:30~ )
【募集人数】 5名(先着順)
【講習会費】 ¥15000 (学生¥14000)
●お申し込みはこちらから 申込みフォームへ
◆午後の部◆
・12:15~12:45 各種バランスボード 無料トライアル会
(一般公開・受講されない方も試乗できます)
・12:50~14:10 講習会1 『ちょうどいいから動ける~バランス講習会』
・14:20~15:50 講習会2 『含みがパフォーマンスを高める』
・15:50~16:20 Q&A 、ボディバランスボード試乗会 (受講者限定)
バランストレーナー小関勲
【主な内容】 一流のアスリートはどのように「バランス」を考えているのか? バランスが良いとは?
心と身体のバランスが整うとは? 力を出すとは実感を伴う? 筋トレは何の為?
あなたの身体をヒモで自由にする ヒモが運動の連続性を生み出す等盛りだくさん・・
Q&Aのコーナーもありますので、ご都合が宜しければ実際に使用されている道具、
楽器をお持ち下さい。
【会場】 タワーホール船堀 401会議室
【アクセス】 都営新宿線「船堀駅」徒歩1分
【募集人数】 15名程度(先着順)
【会費】 講習会1 ¥5000 / 講習会2 \5000 / 講習会1+2 ¥9000
学生の方は各講習会¥1000割引いたします。