小関アスリートバランス研究所

Kab Labo

バランスの力

心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録


(マガジンID:0000211621) 登録無料 ※内容は変更する場合があります。ご了承下さい。

三位一体と一体三位|2009年1月19日

●一体三位

接触競技において大事なのは、
攻撃力、防御力、敏捷力であるが、
これらは別々のものと捉えてはならない。

攻撃力が防御力であり、
攻撃力が敏捷力であるのだ。

大相撲は力と力のぶつかり合いだが、
攻撃力を大事にしすぎると、
防御力が欠略し、
防御力を大事にしすぎると、
敏捷力が欠落する。

攻撃力は過度な緊張をすれば、明らかに低下する。
その緊張はバランスを崩す一番の原因であるし、
それによって身体は固定状態となり、動くことが困難となる。

これが、サイクルになってパフォーマンスの低迷、ケガの誘発に
繋がっていく。

なぜそうなってしまうのだろうか。

ポイントは
それらを別々に考え、トレーニングや考え方を分けてしまうことだ。

バランス講習会を受講されている方なら
体感されたと思うが、

これらはどれも違うものではない。

攻撃力があれば、防御力もあり、敏捷力もある。

これが三位一体、

いや、一体三位である。
「一体」が同時にいくつもの顔を持っているのが、
人間の身体である。
ここで言う「三」は単に3種類ではなく、
「沢山、無限」という意味である。

動物を観察していても分かるだろう。

ライオンが別々に動きを分けているだろうか。
攻撃が防御となっており、その動き自体に
敏捷性が同時存在している。

三位一体ではなく、
一体三位を知るには、
まず、自分の身体のことをよく観察する必要がある。
そのためには今まで培った情報を一旦手放す必要がある。
忘れることはないが、手放すことが大事である。
でないと、新しい体験をすることはできないからだ。

大相撲の横綱2人は、それらの一体三味を体現している。
だらから別格の強さがあるのだ。
動きが止まるのは、運動を別々にしてしまう結果である。
それを改善したいならば、バランス力を高めることが大切である。

バランスの働き、反応、重要度、範囲・・・

まずは、身体とは何か、その条件をよく体感してみることが、
一体三位の意味を体感する近道だろう。
これらの条件は、何か特別なことをして表れるものではない。
もともと、そういう働きが人間の身体にあるということである。

まずは、各トレーニングに攻撃力、防御力、敏捷力を阻害するものは
ないか確認してみてはいかがだろうか。

                           kab labo.小関

力<バランス力|2009年1月18日

●力感より、まずバランスを優先する。 BBBタイプGの特設サイトにも書いているが、 タイプGを履いた状態で物を持つと その荷物の重さが全く変わってしまう。

どう変わるかと言うと、軽くなってしまうのだ。

厳密に言えば、物自体の重量が変わるのではなく、
瞬時に持つ人の体質が変わるといってもいい。

例えば、両腕でだけで20?の子どもを持とうとすると、
とても大変なのは容易に想像できる。

しかし、胴体も使い抱きかかえたり、
おんぶしたりすれば数段楽に持つことができる。

このように持ち方次第で物の重さが変わるのだが、
ここで言っているのは、持ち方は何も変わらずとも、
重量感が変わることである。

簡単に言えば、持つ時の感覚を変えるだけである。

講習会ではこのようなことを体感してもらうが、
この変化に皆さん驚かれるようだ。

では、感覚をどう変えるのか。
大切なポイントを説明したい。

それは、自分のバランスを優先させることだ。
普通は何か重量物を持つ時、
まず、力を入れてから持つ。
という習慣が我々にはある。
つまり準備をしてしまう。

が、それをせずに荷物を持つことである。

えっ!と驚かれるかもしれないが、
準備はバランスのみと理解してもいいだろう。
もちろん、脱力ではない。
力を抜きすぎると様々な問題が生じる。
ここでは説明しないが、
調度良い加減、普通にしておくことが大事である。
(普通が一番難しいのだが…)

実験でタイプGを履いた状態で荷物を持つと
重量感が変わるのは、
力を入れる癖が使えず、仕方なくバランス優先になる。
なぜなら、力を入れると立っていられないからだ(バランスが崩れてしまう)。
だから、バランスをとるために常に動いている状態を
作らざるえない環境になるのだ。

不安な心とは裏腹に荷物の重量感が全く変わってしまう
仕組みである!ただ、これはあくまでも感覚を知ってもらう
実験なので注意して試して頂きたい。

ナチュラルな力が発揮できない理由に、
前述した、様々な癖が大きく関係している。

バランスを保つことに注目することによって
一旦、癖(ルーティン)から目を離すことが
できるのだ。

その瞬間、
みなさんはナチュラルボディになっている。

どれだけ、説明しても体感に勝るものはない。
タイプGはそんな感覚を見せてくれる
面白いアイテムなので興味のある方は
試してみてはいかがだろうか。

ボディバランスボードタイプG特設サイト

また、タイプGを利用しなくても、
力を余分に入れたり、抜いてみたりして
その感覚を探ってみても効果的である。
是非試して頂きたい。
                     kab labo.小関

しゃがむ運動に潜む可能性|2009年1月17日

●しゃがむ運動に秘められた身体操法。

日本人の日常の運動で少なくなったのが、
しゃがむという運動である。

少し前までは、しゃがむ動作は必要だった。
なぜなら、トイレで用を足すのに和便器が
主流だったからだ。

日常にだから(スクワットとは全く別である)、
なるべく疲れることはしないものである。

楽な姿勢、良いポジション、力み具合。
そういったものを知らず知らずのうちに
調整していたように思う。

まず、立ち姿勢が偏っていたら
しゃがむことはできない。
洋式の場合は多少姿勢が悪くても
楽に座ることができる。

また、関節(腰、膝など)への無駄な力みが
あっても、しゃがむのに困難である。
用を足すためには、余分な力みはムダであるし、
そして、立つときも同じ理由で力みがあると、
大変な労力を伴う。

もちろん、洋式を非難するつもりはない、
ただ、和便器にもこんなメリットがあることを
お伝えしたいまでである。

しゃがむ動作に様々な要素が入っていたことに
目を向けてほしい。

言葉にすると難しそうだが、日常のことだから、
我々は知らず知らずのうちに
機能的な体の使い方をしていたのだ。

日本人の姿勢が悪くなった1つの理由が
コレかもしれない。

よく足腰が強くなるというような表現がされるが、
厳密には、それらの運用の仕方(体の使い方)が上手になるのだ。
(結果、強いという表現でもいいが、鍛えるのとは違う)

結果、しゃがむ運動が姿勢調整、腰痛防止や
体力の温存にとても役に立っていたのだ。

今は、家庭にも外出先にも和便器が少ないが、
ないことはないので、
少し気をつけてしゃがむ運動を試してみては
いかがだろうか。

                   kab labo.小関

スウィング系スポーツ|2009年1月16日

●重心を押さえる

ゴルフや野球、テニス、卓球など
スウィングがあるスポーツが多い。

そしてこのスウィング系スポーツの
ポイントで道具と自分のとの関係を
どのように持つかが、
パフォーマンス発揮に大きく関わってくる。

ゴルフバランス講習会」などでも
かなり喜ばれた内容だが、

道具の形(見た目)に影響されて
道具の内容を把握していない場合が多い。
道具自体の性能や機能に注目しすぎて
自分との融合を疎かにしてるのだ。

それは、感覚で掴むしかないので
機会があればkab labo.講習会に
ご参加いただきたい。

ポイントとして
1つは、道具の重心を押さえること。
剣道やフェンシングでもそうだが、
これを押さえて道具を操る人と
そうでない人の差がとても大きく出てしまう。

威力もスピードも身体への負担(楽になる)も
全く違うものになる。

野球のバッティングでもこの理解を深めて
もらうため、面白い方法で練習して
もらっているが、効果覿面である。

そしてもう1つの利点として
最後まで落ち着いて打てるということだ。
重心を押さえていないと、
瞬間瞬間どこに道具があるのか把握できないため、
意識があせってしまう。

本来意識は目標物にあるはずが、
違うところに分散してしまうのだ。

特にゴルフなどでは打つ瞬間までこの分散には
気をつけなければならない。

しかし、その感覚を掴むことで見えるものが
大きく変わってくる!

例えば野球で、バンドをしている安心感が
スウィング中にもあるような感じである。

テニスで言えば、振らずにただ、ボールに当てるだけ。
のような感覚がスウィング中にもあるようなものだ。

道具の重心を理解するだけで
このぐらい違いを感じることができる。

道具を体の一部として捉えること。
これが、スウィング系スポーツの大きなポイントとなる。

是非試して頂きたい。

                     kab labo.小関

箱根の走り|2009年1月14日

●走り方の違い

長い距離になるほど、
無駄な動作や無駄な力は持久力に大きく影響している。
もちろん、メンタル的なプレッシャーはもちろんだが、
走る姿勢をもう少し検証し改善するだけで、
走力のレベルアップに繋がる。

箱根駅伝で走る姿勢を見ていて、
特に上空からの映像を見るとその違いに驚く。

それは、上体の傾きである。

飛びぬけて早い選手は、上から見ると背中が見え、
そうでない選手は胸が見えるのだ。

もう少し分かりやすく言えば、
前に進むのを動力源として走るのが前者。
脚力だけで走ろうとするのが後者である。
(7割〜9割が後者になっているようだ)

主力エンジンをどちらにするかで
体力の消耗具合が想像できるはずである。

これは単に姿勢を改善すればいい問題ではない。
もっと感覚的な問題である。

ケガやパフォーマンスに悩んでいる選手は大抵、
蹴る行為が強すぎることが引き金となっている。
分かりやすく言うと飛び跳ねるような感じで走るのだ。
一見、カモシカのように軽やかだが、
その負担は相当に大きいことに気付いていない。

黒人選手などは小さい頃から
野山を毎日のように歩いていたため、
この癖はないようだ。

そして、脚力に頼ることでもう1つ問題が増えてしまう。
それは、走りながらブレーキを掛けてしまうことである。
着地した瞬間、また脚力を強調するため、
瞬間ブレーキをかけて蹴る力を作らなくてはならない。

つまり、蹴るためにブレーキをかけるという
悪い相乗効果が生まれてしまう。

試しに下り坂で走ってみるとその違いが分かるだろう。
脚力を強調して下ってみる。
前に進む力を利用して下ってみる。

自然な力に頼ることの方が大きな力が生み出せるはずだ。

この違いを認識した人は、
まず、早く走ろうとする意思より、気持ちよく走ろうと感じることが、
問題解決の糸口になる。ここが根本的に変わらなければ、
今言った技術的なことはムダになる。

是非試して頂きたい。        
                              kab labo.小関

「ある」視点「ない」視点|2008年12月22日

●「ある」視点と「ない」視点

トレーニングの観念として、
ないものを身につける。
付け加える。
というのがベースなっている人が多い。

人は「ない」ものに対しての
欲求が高くなる。

しかし、私たちの体は
どうあがいても、
自分の身体以上のことはできない。

ちょっと見方を変えてみると
新しい発見ができる。

それは、
「ある」ものだけを追求してみること。

「ある」物に関して人は興味を持ちにくい。

恋愛と同じである。

恋愛とはお互いに
ないものを求めている時期があり、
そこに価値を見出すことがある。
そして、それを崇めてしまう。

しかし、大事なのはそれを通して
そのままの相手を知り、同時に
そのままの己を知ること。

身体面からいっても
恋愛のようにトレーニングしている
人が多い。

もっと素直に自分の身体と向き合えばいい。

「ある」ものを大事にすること。
「ある」ものをどう利用するか。
「ある」ものをどのように伸ばすか。
「ある」ものをもっと探してみること。
「ある」ものに働きかけすること。

すると身体はそれに答えるように
能力を発揮してくれる。

「ある」ものだけ見るようになると、
不思議と「ない」ものの欲求は薄くなる。

そして「ない」ものは迷路だということが分かる。
すると「ある」ものは道を示してくれる。

自分の「ある」もの、「ない」ものを
観察してみよう。

                    kab labo.小関

プロ論|2008年12月20日

●プロ論

プロになれば、大変だ。
楽しさだけでは、プロはやっていけない。

これはスポーツだけのことではない。
よく見ると、生活や仕事、なにか意識的に行なうもの
すべてに当てはまる。

私も以前はなんの不思議もなくそう思っていた。
しかし、この苦しさ、辛さとは何だろう。

苦しい、辛い。

しかし、そう思ったからといって、パフォーマンスは変わらない。
否、逆にパフォーマンスは低下する。

その中に楽しみを見出す。というが、
違う感情は同時に存在しない。
どちらかである。

何かしようと思った瞬間、プレッシャーが表れる。
そう在りたい、
もっとこうなりたい、
こうであらなければならない、
そんな自分の欲求との格闘がそれを生む。

プロの苦しさ、辛さの度合いとは、
自分自身の投影であることに、
気付かなくてはならない。

そこから解放されたプロは型にはまっていない。
全体のバランスが抜群である。
世間にも、自分にも囚われない。

プロでありながらプロ(専門家)になっていない。

それが本当のプロではないだろうか。

              kab labo.小関

考えをコントロールする|2008年12月 3日

●考えをコントロールする 人は考えに囚われやすい。 何故なら、考えを自分自身として 重ねて捉えてしまうからだ。

しかし、考えも手足と同じ
ひとつの能力や機能である。

手も足も自分で自由にコントロールできるように、
考えもひとつの能力や機能として捉えることが大切だ。
何故なら、考えが全体を把握することはできないからだ。

ひとつの機能として捉えられれば、
考えも自分でコントロールできる。

考えが起こることをコントロールすることは難しいが、
それ自体を受け止めることで
もっと全体的にコントロールすることは可能である。

考えに囚われるのではなく、
考えを把握し受け止めるだけで、
考えをコントロールできるようになる。

                     kab labo.小関

H20.11.30kab labo.講習会in関西 参加者ご感想|2008年12月 3日


公式での初関西バランストレーニング講習会、
お陰さまで皆様に喜んでいただける内容だったと思います。
今回も、トレーナーや指導者、中国武術、野球、サッカー、
テコンドーなど様々な分野の方々のご参加を頂きました。
また是非、関西での講習会を企画したいと思いますので楽しみにしてください。

                                 kab labo.小関


今回の感想を一部ご紹介いたします。

●大変参考になった。力の入れ方が間違っていたことに気づきました。
見るより、実際の話で大変勉強になった。また受講してみたい。  加藤様

●大変参考になった。身体の使い方が少し理解できた。また受講してみたい。
                                        50代男性
●大変参考になりました。やはり講習が必要だと思います。全体的に
興味深かったです。まず頭で理解しようとする癖があることが良く分かった。
2時間でも得るものがあり、参加してよかったと思います。 谷口恵子様

●大変参考になりました。力むのはバランスをとるためだということ。
弛緩しても緊張していること。局部と全体の違いが理解しやすく分かった。
今後偏らないことについて深く考えながらスポーツしたいと思います。 広瀬賢様

●大変参考になりました。心の状態で体の状態が違うこと、ケガの原因について
とても興味深かった。また受講してみたい。             武田愈熾様

●大変参考になった。全体性と局部性について大変興味深かった。
体を通じての講習でよかった。2時間が短いような気がしました。また受講してみたい。
                                        常岡正勝様
●大変参考になった。自分で動かさない感覚について興味深かった。
より自分の感覚に気付けるようになった。自分で思ったり感じたりしていたことを
言葉や体験として実感させられました。ありがとうございました。 30代男性

●大変参考になった。自分の範囲に気付くことについて興味深かった。
是非、また関西で講習会をやってください。             大友勇太様

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H20.11.30kab labo.講習会in関西|2008年11月 5日

kab labo.ボディバランス講習会 in 関西 終了しました 11月kab labo.講習会in関西を開催いたします。 紅葉が綺麗な季節がやってきました。 地域によっては山並みが雪に覆われています。

さて、今回は初めての関西講習会です。
よろしければ、ご参加お待ちしております!

「バランスとはどれだけ偏らないか」です。
その偏りを理解するには、どうしたらいいでしょうか。
バランスが良い状態、アンバランスな状態とは
どんなものでしょうか。

競技の技術を高める前に大切なのは、自分の身体の説明書を
どれだけ理解できているかです。
それは、頭で理解することではなく、感覚という器官を通して
体感で理解していくしかありません。
レベルの高いプロスポーツ選手、アーティストになればなるほど
この感覚言語を兼ね備えています。

しかし、それは学校やスポーツクラブではなかなか教えてはくれません。
kab labo.講習会では、そんな感覚言語を知るために様々な
運動、動作を通してパフォーマンス向上のためのヒントを掴んで
頂きたいと考えています。

<基本内容>
・バランスとは?
・状態が形をつくる。形の弊害
・身体を区別することが運動性を低下させる
・局部性と全体性
・自己バランスを知る(ボディバランスボード)
・バランスの保ち方
・正しい姿勢と自然な姿勢
・ニュートラルポジション、パワーポジションを知る
・緊張と弛緩の役割
・ゾーン発揮の秘密〜過去、現在、未来
・バランスの崩れがケガを引き起こす
・身体の可動範囲を知る
・道具と一体になる
・競技バランス
・技術が5%、感覚が95%
…etc

◆日時 平成20年11月30日(日)     
   (受付17:45) 18:00〜20:00

◆場所 大阪市立大淀コミュニティセンター2階 第3会議室 →第6会議室
       大阪市北区本庄東3-8-2電話06-6372-0213
(※講習会の詳細、お問い合わせ、お申し込みは下記連絡先よりお願いします)

地下鉄堺筋線・谷町線「天神橋筋6丁目」駅11号出口北へ8分
/市バス「天神橋8丁目」すぐ

交通アクセス

◆講師 kab labo.代表 小関勲

◆参加人数 15 

◆会費(会場費込み)
 参加費    7,000円

◆持ち物
 筆記用具、動きやすい服・靴、各競技で使用する道具など

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