心と体のバランスを保つ
(ほぼ)日刊語録
日常動作は無駄が少ない。だから疲れない。つまり人間にとってもっとも効率のいい動作なのです。
BBBに乗るとき、スポーツをする時にこの日常動作と全く違う運動を行えばどうなるでしょうか。もちろん疲れます。疲れるということは余分なトレーニングをしなくてはならいのです。短絡的な考えだと思われるかもしれませんが、そこに大きなヒントが隠されているのです。
人間が存在するだけで自動的に活動する要素は、1100万要素といわれます。
しかし、人間が意識して動かせる要素はなんと40要素なのです。初めての自転車の運転を思い出してください。私たちは意識している時は40の要素しか動かせないのですから、とても大変な作業となります。不必要な筋力、動作をおこないより困難な動作をしていませんでしたか?ある時ふっと体に任せて運転してみたら凄く楽に運転できた瞬間があったはずです。今では何も考えずに1100万の要素を利用しているはずです。だから複雑な動作でも難なくこなせるのです。
この1100万の要素と40の要素は日常動作と非日常動作と分けてもいいかもしれません。
非日常動作を日常動作に照らし合わせてみると何かヒントが掴めるかもしれませんね。
少し分かりづらいと思われる方にコツを教えます。実感がないとき1100万の要素が働いています。ゴルフのスイングやバットのスイングの時、ボールが軽く飛んでいくことはありませんか?そのときに打った実感はないはずです。その時何かを考えて操作していたでしょうか。きっとしていないはずです。その後、またその実感を探して上手くいきましたか?きっと上手くいっていないはずです。なぜなら実感があるからです。
コップを持つ時、余分な力は使いません。水を注いでもらっている時自然にコップに対する圧が増しています。それをみなさんは実感したことはあるでしょうか。ないはずです。
それが実感を持たないということなのです。それはそのままにしておけばいいのです。実感を持ったら「あっ」というまに、40要素になってしまうのですから。
今回、KAB LABO.主催により講習会が初めて開催されました。
<!--IMG(IMGA0154.jpg,640,right)-->その他も含め6講演行いました。
お陰さまで、色々な人たちがキッカケを掴んでくれる場を提供できることができました。
東京で世話人をしてくれた「春犬バンド」の加藤さん、中村さんには心より感謝いたします(今週29日に銀座吉水で中村尚子さん(ピアノ)と南たけしさん(ドラム)のセッションがあるそうなので、興味のある方オススメいたします♪)。
そしてとても使いやすい会場をご提供くださった江東区森下文化センター様にも心より御礼申し上げます。さらに翌日の銀座での講習会では「銀座吉水」さんから多大なるご協力を賜りました。ハードなスケジュールの中、心から休まる空間で過ごすことができました。重ねて御礼申し上げます。
今回講習会で話した内容を簡単に説明したいと思います。
まずは、バランスの概念を変えることから始めました。
大本の考え方を転換しなければ言っていることが単なる技術論となってしまいます。
バランストレーニングというと必ずでてくる、「軸」「中心」という概念をとりはらい、「全体性」「安定」といったもっと大きな運動概念に切り替えてもらいました。
そこから力やスピードは「筋力」のみで作られるものでないことを感じてもらい、そのためには「構造・骨格」が主となる、日常動作の見直しを図りました。そこで初めて人間の様々な能力が発揮されることを学んで頂きました。
いままでの運動理論と違い困惑される方も多かったかもしれませんが、今までの不安や疑問に対して、いい意味でつじつまが合ってきたのではないかと思います。
今回参加者のみなさんからはアンケートにご協力して頂きました。
その内容をいくつかご紹介させて頂きます。
3日間で約60名の方が受講してくれました。その内9割以上の方々が大変参考になり、是非次回も受講したいとのご感想を頂きました。今後もそう言って頂けるような情報をお伝えできればと思います。<!--IMG(IMGA0158.jpg,640,right)-->
【興味深いと思った内容について】
・安定と全体性。
・全体性・意識・存在・自分の稼動範囲・バランスボードの有効性・質疑応答・競技とのつながり。
・バランスの概念の捉え方。
・全体性と考えないこと。
・日常動作と競技動作の関連性。
・全体性。
・バランスの概念を考える。
・立ち方・自然動作。
・体の構造と力の関係。
・主体性とう概念・自然な動作について。
・主体性についての説明。
・認識の部分・主体性について。
・マクロな見方考え方。
・骨格・構造について・力無の有無(自然動作)。
・構造の話。
・マクロ運動とミクロ運動の話・1100万と40の話。
・日常の動きが非日常(スポーツ)の動きに大きな影響を及ぼすこと。
・立ち方について。
【受講してみての感想】
・BBB-Gと通常のBBBとのバランスのとり方の違いを痛感しました。
・「意識しない・考えない」とは一般スポーツの逆だがそれが有効であることに驚いた。(同時にとまどいも…)
・モノを考えるためのヒントが得られました。
・踊りや武術を学ぶ中でなんとなく理解・体感していたことを1つのFrameとしてとらえられたので、応用しやくすくなりました。
・踊りでの必要事項など共通点がありました。
・興味深い内容でよかったです。
・自然な動きの大切さを確認できました。
・楽しく受講することができました。
・アマチュア(ゴルフ)の人にもっと知ってほしい内容でした。
・レッスンに役立つものが沢山吸収できたので、大変参考になりました。
・バランスに関してまた新たな視野で考えることができ、大変参考になりました。また是非参加させていただきたいと思います。
・小関先生が伝えたいことが理解できました。
・大変勉強になりました。
・武術の練習を行う上で参考になると感じました。バランスボードを購入して練習してみたいと思います。
・「バランス」に関しての理解が深まった。(わかりやすかった)武術における話とバシバシ結びついて納得のいく内容でした。
・自然の動きの大切さを理解できました。
以上、大変嬉しいご感想を沢山頂きました。次回の講習会は7月か8月に開催できればと考えております。詳細が決まりましたら、すぐにお知らせしたいと思います。今回受講してくれた皆様ありがとうございました。
インナーバランスについて説明します。
アウターバランスは外見から検証して説明しましたが、インナーバランスはその名の通り、中見についての説明になります。
BBBに上手く乗れない人は、たいてい筋力を使ってどうにか操作してやろうという、気持ちが現れてしまします。結果BBBを上手に操作することはできません。実はBBBは操作するのではなく、勝手にカラダがコントロールしてくれることに気づかなければなりません。
ですから、操作する感覚が逆にBBBに乗れない原因を作ってしまいます。
また、操作しようとすると精密な動作を要求されるバランスが上手く表現されません。力を使っている実感がある人は、力を使い過ぎなのです。コップを持つときに、力を入れすぎることはありません。その状況にふさわしい力を使っているから、力を入れているかどうか分からない状態ががあり、それが一番効率のいい状態なのです。
ここには1つの私たちの考え違いがあるのです。多くの人たちは筋力がイコール力、スピードと無意識に勘違いしています。
もちろん、筋力は必要な要素ですし、なければ人間は立つことすらできません。
しかし、筋肉意識が強いあまり、疎かにしてしまっているものもあるという事です。
それが人間のもっともインナーにある「骨格」です。
骨格操作については、運動脳力開発研究所の栢野忠夫氏の体幹内操法を参考にするとより深く理解できるでしょう。
インナーマッスルを鍛えると良く言いますが、インナーマッスルより奥にあるものとは何かを考えると、それは骨格なんですね。
骨格操作を主とした動作ができると、筋力は適材適所に働くようになってきます。同時にインナーマッスルも刺激されているわけです。
これは特別難しいことではありません。私たちも日常やっている動作となんら変わらないのです。だから茶碗をもってご飯を食べることが疲れることはありません。頭をかくときも楽にできているはずです。これを意識した瞬間に別の運動状態をつくってしまうのが、いままで刷り込まれてしまった筋力主導の癖なのです。
この状態が理解できてくると、人間のナチュラルな能力を表現できるようになってきて、逆にBBBがその能力を引き出すアイテムとなってくるのです。
「A oneselfrange(自分範囲)」。その範囲を知るものは、パワー、スピード、美しさが持続され、より高いパフォーマンスを得ることができるのです。
トップアスリートは、よりこの状態を維持した動作ができる人たちです(ただ、より精密な自分範囲を分かっている人はごく少数)。
多くの人たちは自分範囲が描いているものと、実際の自分範囲には大きなギャップがあるのです。実際の自分範囲は意外に小さいことに驚く人は少なくありません。
見て理解しようとする結果、どうしてもこのギャップが生まれてしまいます。
まずは自分のカラダに聞くことで主体的なフォーム、動作を認識することが大切です。
指導して、「貴方の範囲はこんなものですよ」と伝えるとほとんどの人が「えっ、これだけですか?」と驚きます。
しかし、実際この範囲を一度理解しだすと、どこで自分がバランスを崩してしまっているかが、自ずと解明されていくのです。
スランプの原因やケガの原因追求、技術の進化にも大きく役立っていく、「A neselfrnge」はすべての人に知ってほしい内容です。
しかし、すでに皆さんの体には、すでにその答えはあるのです。
最近、日本でもストレッチによって筋力などの運動パフォーマンスの低下が問題にされ始めています。特にスポーツ選手にとっては大きな問題となることは間違いないでしょう。
今回はストレッチについてお話ししてみたいと思います。
一般的に運動する前・運動後に欠かせないものがストレッチです。
ストレッチとは伸縮するという意味で、筋肉にテンションをかけて伸ばすことによって、緊張した筋肉をやわらかくしたり、運動可動域を広げるための運動です。
しかし、このストレッチはただ筋肉を伸ばせばいいというものでもありません。実はストレッチの仕方によって、逆効果になることもあるのです。もちろんストレッチが悪いということではありません。大切なのは全体性です。
(特に反動をつけておこなうストレッチは注意!)
筋肉の性質として伸ばせば縮むという原則があります。ですから筋肉の伸ばしすぎは、筋肉の硬直を招く恐れがあるのです。
過度に筋肉を伸ばす行為によって、人間の脳に「この筋肉は、ここまで伸ばすことは可能だよ」という信号をインプットしてしまいます。しかしインプットされたにも関わらず、伸ばしすぎた筋肉は反射によってストレッチする前より収縮(硬直)してしまいます。ここで脳と体の矛盾が生じてくるのです。この状態で激しい運動、瞬間的な動作をおこなったらどうなるでしょうか?
野生の動物を思い出してみましょう。
チーターやライオンがアキレス腱を伸ばしてから獲物を捕ろうとするでしょうか。
子供のころあれほど激しい動きをしているにも関わらず、ストレッチなどはしていませんでした。こう考えるとストレッチが必要なのか疑問に思えてきます。しかし、スポーツの動作や練習を見ているとやらざるおえない状況を作っているのかもしれません(現状の運動概念によって)。
動作自体バランス良く自然にできてくると、あえてストレッチをする必要はないと考えています。武術家が相手と戦おうとする時ストレッチをしている暇などありません。瞬間に動いて相手を打ち倒さなければいけないからです。草野球をしている中高年をみていると入念にストレッチをする人はほとんど見たことはありません。キャッチボールをしながら少しずつ体をほぐしていきます。しかしケガというケガをする人は少ないのです。逆に入念(過度な)にストレッチをしている人ほど大きなケガに見舞われることはよくあります。このことからもストレッチをすることが、単にケガの予防になるとは言えないのが分かると思います。
いつも言っていますが、ストレッチの行為そのものに目を向けてはいけません。どんな要素を必要としてストレッチをおこなうかをしっかりと見定めていけば、大きな間違いはないのです。
では、どんなポイントに注意するばいいのでしょうか。
私たちが自然におこなうストレッチに注目してみましょう。
貴方は朝起きたら自然ストレッチをしているはずです。思い出してみてください。
そう、背伸びですね。
その時局部的な運動ではありません。全体的にぐーっと伸びる感じにおこないます。ライオンもチーターも猫も犬も背伸びをして体をほぐしています。私たちがおこなうストレッチも局部的なストレッチを避け、全体性のあるストレッチをすることによって、過度に伸ばすことなく、緊張した筋肉をほぐすことができます。ですから筋肉も収縮(緊張)しないし、楽な状態を作ることができてきます。またストレッチに変わって、歩く・軽く走る・ジャンプするなど全体性のある軽い運動が全体的なストレッチになります。前述したキャッチボールによるアップもこの全体性のあるストレッチと言えるでしょう。
実際のストレッチ場合どんところに注意すればいいでしょうか。例えば左右の伸脚。どうしても膝裏だけに負荷をかける人が多いのですが、これは踵から足の根元まで全体が伸びるようにするだけで、効果は全く違います。上体の側屈ストレッチも脇の下だけを伸ばすのではなく、指先(真上に伸ばすように)から足先まで伸びる感じを持っておこなうだけで、全体性のとれたストレッチとなります。
もう少し科学的根拠をご覧になりたい方は、こちらを参考にされるといいと思います。
参考資料
何度も言いますが、大事なのはバランスは鍛えるものではないということです。
もともと持っているの能力ですから引き出すことなのです。
野生の動物で言えば、サルやチーターがわざわざバランストレーニングをしているでしょうか。
人間も同じ動物ならば、本来そのような要素が備わっていると考えることが妥当といえるでしょう。ではどうしたらその状態を認識すればいいでしょうか。
「貴方がいい状態・いいプレーをした時を思い浮かべてみましょう」
どうですか?
多分本当に思い浮かべることは困難なはずです。
なぜかというと、人間(世の中)は三次元の動物なのですが、不思議と人間の思考だけが二次元的だからです。人間の動作は三次元ということになります。三次元の動作を二次元の思考で理解すること自体がそもそも間違いなのです。
例えば、初めて自転車に乗ろうとした時、すぐに上手に乗れたでしょうか?すぐ乗れた人は、人に指導されなかった人か、アドバイスを聞いているようで、聞いていなかった人でしょう。
逆に、まじめにアドバイスを真に受けた人ほど、なかなか乗れなかったはずなのです。
これが二次元的動作と三次元的動作の違いなのです。
人間はの意識は1つのことしかできません。
しかし体は同時に沢山のことができるのです。
何でも上手くできる人は、簡単にやっているように見えますよね。
本当に簡単にやっているのです。
ですから、ただ単にいいプレーを思考で生み出そうとすると、大きな落とし穴に落ちる可能性があるのです。もしイメージをするのであれば、なんとなくがちょうどいいでしょう。
一流プレーヤーは実際の動きの中では、思考でプレーはしていません。しっかり大事なところは、体に任せているのです。
動きを思考で理解しようとしている人たちほど、実は二次元的なぎこちない動きしか表現できないのです。
まずは自分の思考に「動作は三次元だ」と理解させ、体に任せてみることから始めてみましょう。
KAB LABO.のバランストレーニングは、軸感覚、中心感覚を鍛えるという、単一的なトレーニングではありません。
すべての動き・形にバランスという要素が存在するなら、動作をおこなうことが即バランストレーニングとなり、パワー・スピード・美しさ、メンタル強化とすべてのことが一体とならなくてはなりません。
前述したように軸感覚と中心感覚をわざと意識させることは、全体性を損なうことになってしまうので、「全体の安定性」を第一に考えてトレーニングすると効果的となります。
一般的に片足立ちを例にとってみます。だいたい普通は、地面に着いている足だけを、意識しバランスをとってしまいます。
それは、軸感覚、つまり固定状態になってしまいます。
普段、歩く時に片足ずつ軸を移動しながら歩いているでしょうか?そんな歩き方をしたら普段の何倍も疲れてしまうはずです。
何気なく歩いているときは、全体性がありますから、普通は今やったような片足重心になることはありません。
(これは全体性があるかないかを自覚するには分かりやすいので、是非体験してみてください)
体の役割はそれぞれにしっかりとあって、地面に着いている足だけではなく、浮いている足、腕、体すべてが「片足をあげる」という運動に参加しなくてはなりません。
もしその状態をつくっているのなら大変です。
例えば、自分の体に100人の従業員がいるとします。
動作をおこなうのに、100人が役割をもって働けば、スムーズに負担なく仕事は進みます。
しかし、70人が働いて30人が休んでしまったらどうなるでしょう?
30人分労働を70人が背負わなければならなくなるのです。
これが毎回続いたら、常にオーバーワークをしているのですから、必然的にどこかがパンクすることは想像がついてきます。つまり、ケガやバランスを崩すことに繋がるのです。
それを回避するには、自分の全体性を知ることです。
今、貴方の体は何人が働いてくれているでしょうか?
身体運動の中でベースとなる能力、「バランス」。
(このバランスとは単に軸やバランス感覚といった単純なものではありません。もっと深く全体性を持った意味をもっています)
KAB LABOでは、その概念・トレーニングノウハウを追求しながら、オリンピック選手やプロスポーツ選手をはじめとした多くのアスリートに指導してきました。
それを通して、スポーツ競技やジャンルに関わらず、バランスの要素が共通して重要であることを実感し知ることができました。
この講習会では、スポーツ競技はもちろんのこと、体力づくりや、子供たちの成長、高齢者の健康維持などにも役に立つヒントが得られるはずです。
スポーツをしている人にとっては、バランスの概念を変え、自己バランスを知ることで、スピード・パワー・技術の進化を実感できるでしょう。またバランスの崩れからくるケガの原因も、自己バランスを認識することで、回復も早くなり、ケガ予防にも繋がります。
そして、私生活の中での(姿勢の原因による)腰痛や肩こり・膝痛なども、ちょっとだけバランスを変化させるだけで、快適な生活をおくる大きなキッカケとなっていきます。
この講習会で少しでも、ヒントを掴んでいただければと考えております。
第一部は、野球・サッカー・バスケ・柔道・サーフィン・スキーなどすべてのスポーツから音楽・ダンス・書・陶芸などカラダのバランスに興味のある人は、どなたでもご参加いただけます。
第二部は、ゴルフ競技限定の講習会となります。
レッスンプロ・指導者・選手、ゴルフ上達を目指す人が対象となります。
※また、前日(24日予定)に、音楽家を対象としたココロとカラダのバランス講習会を開催いたします。歌手・演奏者など音楽に関係する方ならば参加可能です。興味のある方は下記お問い合わせにて、ご連絡お願いします。
◆日時 平成18年6月25日(日)
第一部18:00〜19:45 (一般参加)
第二部20:00〜21:45 (ゴルフ限定)
◆講習会参加人数・受講費
第一部 20名 5000円 受付けを終了いたします。
第二部 15名 7000円 受付けを終了いたします。
◆場所 江東区森下文化センター AVホール
〒135-0004 東京都江東区森下3−12−17
電話03-5600-8666
交通アクセス
◆講師 KAB LABO. 代表小関勲
◆主な内容
第一部
・バランスの概念とは。
・ボディバランスボードトレーニング(初級・応用)。
・スピード・パワー・美しさが進化するバランストレーニング。
・カラダで知るとは。
第二部
・第一部内容
・ゴルフにおけるバランストレーニング
・ゴルフにおける動作改善法
・ゴルフ指導におけるバランストレーニングの導入。
BBBに乗ってもらうと、上手く乗れる人と乗れない人がいます。
乗れる人と乗れない人の違いはなんなのでしょうか。
センスの問題?… 違います。バランスをとるコツを知っているかどうかなのです。
では、コツってどんなコツ?となりますが、これから説明してみましょう。
コツは大きく2種類あると考えてください。
1つ目は、アウターバランス(外面バランス)。
2つ目は、インナーバランス(内面バランス)。
と分けておきます。
まずは、アウターバランスから説明いたします。
アウターバランスは見た目の動きや形を言いますが、ここのポイントは、頭(上半身の安定)です。
頭にはバランスを司る、前庭器が存在します。この部分が安定した状態を維持することで、バランスがとりやすくなるのです。
上手く乗れない人には、この頭の安定がありません。
※固定ではないので注意。
構造的にも頭が安定するように創られているのでしょう。頭が安定すると、面白いように他の部位が活動しはじめて、より効率的なバランスをとるための運動をおこなってくれるのです。
例えば、乗れない人に頭の安定を促すと、今までその運動に参加していなかった体幹(胴体)が動きだします。そうなると末端操作でのバランス動作の限界を理解することができるのです。
乗れない人は、ほとんどがカラダの末端(手先・足先)でバランスを保とうとしています。結果的に頭の安定が崩れていくと、自分の位置感覚がなくなり、バランスを保持することが困難になってきます。
逆に頭の安定がある人は、常に自分の位置感覚を把握している状態ですから、その時その時の必要な動きをしっかりすることができるのです。